ソフロロジー式分娩とは、眠りに入っているような状態で分娩する出産法です。ヨガや座禅、イメージトレーニング、瞑想、特殊BGMなどによって、催眠術や暗示をかけたような状態によって痛みを感じなくさせる方法です。陣痛は痛みではなく赤ちゃんと対面するための喜びという考え方です。
陣痛は怖いものという先入観をなくすため、ソフロロジーではイメージトレーニングを大切にします。赤ちゃんと対面できるという未来を思い浮かべて、ヨガや座禅などで張りつめた緊張から解放される弛緩法を身につけるのです。ソフロロジー式分娩で興味のある方は日本ソフロロジー研究会が参考になるでしょう。
なおソフロロジー式分娩と似たような出産法にラマーズ法やリーブ法があります。ラマーズ法は呼吸法や弛緩法を勉強することによって、自然な形でお産をしようとするもの。リーブ法は腹式呼吸、気功を利用することによって積極的に赤ちゃんを出産しようとする方法です。