肝斑(かんぱん)とは、シミの一種で妊娠中の女性に現れやすいシミです。肝斑は頬骨のあたりに現れる女性が多く、左右対称に肝斑が現われる特徴があります。通常は30代以降に現れると言われてきましたが、妊娠中に現れやすい為、年齢に関係なく肝斑予防と対策を練る必要があります。
もしも妊娠前から肝斑を知っていれば、ケアと早期治療で肌へのダメージを最小限にくい止めることができるので、妊娠前から基礎知識を持っておきましょう。
肝斑(かんぱん)には見た目で判断できる特徴があります。これらの特徴に1つでも当てはまるものがある時は、治療前に肝斑かどうか判断してください。
通常のシミとは治療法が異なるからです。判断は医師や専門医の意見が的確です。分からない時は相談しましょう。
肝斑が現われる時期、位置、シミの濃さは人それぞれ。全く現われない人もいれば、日常的に表れやすい人もいるので、必ずしも妊娠中のシミが肝斑だとは言えませんが、特徴を知っておけば早く対応できます。
妊娠すると肝斑(かんぱん)が現われる可能性が高くなります。慣れない産科への通院や、つわり、食生活の変化で疲れている時は肌を労わる時間も、なかなか作ることができない日があります。
つわりや心身の変化が落ち着いて、ふと気が付いた時にシミや肝斑を発見する妊婦さんもいます。特に妊娠中は今まで使用していた化粧品が使えなくなることもあります。急に肌のノリが悪くなったり、匂いが気になることもあるのです。
なるべく毎日、自分の素肌を見てシミやかぶれが無いかチェックしてみましょう。早く発見すれば、出産前に治療ができます。
シミと言えば紫外線を浴びることが原因と思われますが、肝斑(かんぱん)の場合は、紫外線を浴びなくても現われます。ですから肝斑の原因は、一般的なシミの原因とは少し違うところがあります。
肝斑(かんぱん)が現われる原因は、女性ホルモンにあります。女性ホルモンのプロゲステロンという黄体ホルモンは月経や子宮の働きを調節しています。ところが、妊娠すると体内のホルモンバランスが急に変化するので、バランスが崩れがちです。
どんなに気をつけていても、肝斑(かんぱん)が必ずできないという確約はありません。もし肝斑ができてしまったら、専門医に相談して早期治療で肌に残らないようにします。
ちなみにシミができたから美白しようと紫外線対策をしても、肝斑の直接は影響しません。つまり、通常のシミに対する美白や紫外線対策では肝斑を消すことができないのです。
肝斑(かんぱん)の予防は、ストレスフリーで体内から健康的に過ごすことです。体内のホルモンバランスが、妊娠をきっかけに崩れることは完全に阻止できるものではありません。それよりも、ホルモンバランスが崩れた時のイライラや、精神的なストレスを軽減していくことが肝斑予防に効果的です。
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