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妊娠できたよ2009 みすとさん

妊娠できたよ!

年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...

名前みすと
年齢33
結婚1年
ベビ待ち1年
治療4ヶ月

治療方法

・タイミング1ヶ月。
・クロミッド、デュファストン、プレマリン服用、フォリルモン注射、HMG注射。
・フーナーテスト1回。
・精液検査3回。
・AIH2回。

妊娠までの過程

結婚してすぐ妊娠しましたが、胎芽が見えぬまま6wで不完全流産し、手術しました。その後、今年の春からベビ待ちを再開したものの、周りからの「赤ちゃんはまだ？」「気にしすぎ(だから余計出来ない)」などの心無い言葉や、知人の妊娠報告などが重ーーーくストレスになり、精神的にうつっぽくなってしまい、とうとう排卵しなくなりました。

早く子供が欲しかったので、不妊専門クリニックで検査だけでも早くした方が良いと思い、迷わず検査へ行きました。そこで、PCOSで排卵しにくいことや、まさかの男性不妊(乏精子症)が判明。(数値的には1度目の妊娠は奇跡っぽかった)

「顕微授精も早めに考えておいてください」と何度も病院から言われ、そのつもりで、まずはなんどか人工受精(AIH)をしてステップを踏んでいくことに。クロミッドの副作用で、頚管粘液が出なくなり、内膜も薄くなったりもしていました。1回目は撃沈でしたが、2回目で幸運にも妊娠出来ました。

妊娠の症状

いつものデュファストンに加えて、今回は初めてプレマリンを服用しました。そのせいか、高温期6日目からずっと胸のハリとオリモノがすごく、プレマリンを調べると副作用とあったので、そのせいだと思っていました。

その他の初期症状のようなものは、多少ムカムカはあったものの、いつものPMSの方が激しく、むしろ体調がいい方だと感じていました。

気をつけたこと

・冷やさないように、レッグウォーマー着用。
・葉酸サプリを飲む。
・養命酒を再開した。
・ワイルドストロベリーを育てた。
・子授けお守り。

主人は、
・亜鉛、マカを飲む。
・なるべくインスタント食品を食べない。

メッセージ

いつもは「今回こそは出来ている！！」と期待して、自分にあっさり裏切られるように撃沈して、その度にうつではないかと思えるくらい笑えなくなり、落ち込んでいました。もちろん、人にはなるべく会いたくなくて、ほとんど家に引きこもった状態でした。

妊娠した今回は今となって思うと・・・もともと赤ちゃんの部屋にしようと思っていた部屋を、引っ越しのとき以来、荷物がごちゃごちゃで片付けようと思った矢先に前回の妊娠をしたので、そのままになっていて、流産した後も落ち込み過ぎて何もやっていませんでしたが、何か直感で、「今片づけなければならない！！」と思って、数日かけて徹底的に片付けました。

片付いて2週間後くらいに妊娠が分かりました。今週期の高温期に入ってから、「出来ないときは出来ないし、出来るときは出来る」と自然に思えて、なぜか吹っ切れた気持ちになり、赤ちゃんのいる友人のところに遊びに行ったり、長年願を掛けて(赤ちゃんが出来たら切ると)いた髪に執着があっさりなくなり、ばっさり切ってみたり、今まで避けていた、赤ちゃんの居る近所の人と自然に交流ができたりしていました。

子供がいないうちに出来ることはしておこう！と気持ちが切り替わり、主人と旅行の予定を立てたりしていました。今思うと、今までのベビ待ち期間にはなかった、いろんな変化が起きていました。

よく、「諦めたころに出来る」と言いますが、私はあきらめることなんて出来ないし、子供のことを考えない日はありませんでした。

子供を強く希望してもいいと思うし、浮かんでくるいっぱいの負の気持ちも、ヘンに前向きに考え方を変えなきゃと努力することもないと思います。肯定的に自分の想いや考えを受け止めて、消化させてあげることが大事だと思いました。

その他ご自由に

流産経験と不妊経験で、とっても辛かったけれど、今となっては経験したことによって、たくさんのことを学んだと思います。子供がいなくて辛くて強く望んでいる人がどのくらいいて、どんな気持ちで暮らしているのか、何も考えずに無神経に、挨拶のようにプライベートなことの質問をしてはいけないとか、本当に身を持って勉強しました。

顕微授精が必要と言われていて、検査のたびに数値的にも絶望的でしたが、こうして奇跡が起こりました。いつも頑張ってばかりでなくても落ち込んでばっかりでも、夫婦で向き合って、出来るだけのことをするだけして、しないで後悔するよりいいぐらいの気持ちで向き合ってきました。

もっと赤ちゃんを望む人にやさしい世の中に(特に金銭的な面)なることを願ってやみません。