
陥没や扁平といった、そのままでは赤ちゃんが口に含みにくい乳頭には乳頭マッサージが効果的です。出産後も乳頭のマッサージで母乳が出やすくなるので、卒乳まで活用できます。
乳頭マッサージは、赤ちゃんが乳頭から母乳を飲む時に似た刺激を脳に伝達することがあります。
脳に伝達がいくと、脳はオキシトシンという子宮収縮をはたらきかけるホルモンを分泌させます。つまり、お腹が張りやすくなっている時期や早産傾向の妊婦さんにとっては、乳頭マッサージは非常に注意して判断しないといけません。
赤ちゃんを出産後、産院では母乳が出ないママの乳房内の乳管を開通させるために、少し強いマッサージをする場合があります。これは産後のみです。妊娠中は強い力は厳禁です。
乳頭マッサージは始める前に、担当の医師に確認しましょう。体調や赤ちゃんの様子によっては、見合わせることがあります。それぞれ体調や赤ちゃんの様子が異なるからです。
乳頭マッサージ中に不快感や痛み、腹部の張りがある時はすぐに中止して休み、担当医師に相談してください。
乳頭マッサージをする際は、リラックスできる環境で締め付けない衣類を用意します。
お風呂やお風呂上がりは血行もよく体に血液が循環していて、肌も温まっている時のほうが柔らかいので、乳頭マッサージに適しています。
乳頭部分は皮膚が薄く、赤ちゃんが吸っただけで擦れて痛くなるほどです。乳頭マッサージをする時も、オリーブオイルやベビーオイル、マッサージクリームを使って皮膚を保護しながら進めると安心です。
オイルを使用する時は、乳頭に乳汁のカスが出ても取りのぞきやすいのでケアも出来ます。マッサージ中に乳汁が浮き出るのは問題ありません。
乳頭マッサージに慣れてくると皮膚が強くなり、マッサージや赤ちゃんの吸着にも耐えられるようになっていきます。
乳頭マッサージは親指と人差し指の腹で行います。乳頭を上下で挟んだりつまむマッサージ、同様に横も行います。
最初は乳頭と乳輪を軽く押して、自分のお腹が張ったり気分が悪くならないか確認しながらマッサージを始めます。
乳頭マッサージが初めての時は、押す動作だけで終わらせて翌日から少しずつマッサージを増やしていきましょう。
・押すことで気分が悪くなったり、お腹が張らなければ乳頭をマッサージします。最初は親指と人差し指で乳頭を上下に挟みます。
・つまんだ乳頭を、引っ張ったり戻したり繰り返します。授乳しやすい乳頭は1センチほど伸びて、耳たぶのように柔らかい乳頭です。
・つまんだ乳頭を左右にねじります。こよりを作るようにねじります。乳頭が柔らかくなると、ねじりやすくなるので効果を確認できます。
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