妊娠の知識を初めて勉強する人は、「出産予定日にほとんどの赤ちゃんが生まれてくる」と思うかもしれません。しかし実際には、出産予定日に生まれてくる赤ちゃんは20人に1人(5%)くらいの確率で、なぜなら赤ちゃんはそれぞれ違ったペースで成長しているからです。
出産予定日のことを医学用語ではEDD(estimated date of delivery)といい、分娩見込み日、分娩予定日なんて言い方もします。出産予定日は「予定、見込み」でしかなく、概算でしかないのです。
現在はインターネットの普及で、最終月経開始日を入力すれば、一発で出産予定日を算出してくれるサービスがあります。「e-妊娠」でも設置しているので、興味のある方は試してみるのもよいでしょう。
ではこのようなサービスがない時代は、医師に出産予定日を教えてもらうまでわからなかったのでしょうか?
そんなことはなく、皆さん以下の方法などで出産予定日の概算を出していました。
最終月経があった月に9を加えるか、3を引いたものが出産月になります。最終月経があった第1日目に7を足したものが予定日になります。
出産予定月=最終月経の月+9(または−3)
出産予定日=最終月経の日+7
この出産予定日算出法をネーゲル法(Naegele)といい、28日周期の人を基準とした算出法で、28日周期以外の人は、上記の方法で算出された出産予定日にプラスマイナスをして計算をします。
出産予定日は初期の健診後に、修正されていく人も多いでしょう。それは赤ちゃんの成長(からだの大きさを測ること)によって、より明確な予定が立てられるからです。
そして正期産(せいきさん:妊娠37週から41週までの出産)と呼ばれる期間に、ほとんどの赤ちゃんは生まれてくることになるのです。
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