38歳での初産だったので、長時間には耐えられない…、想像できない…と思っていました。
どうしたら、気持ちよく?出産できるのか調べていたら、MINMIの出産法に出会い、これだ!!と思い、旦那にもこれで出産するからね、と情報を共有していました。
母親は3人も出産しているので、痛かった?と聞くと、あっさり、全然!とのこと。まじかいな…、と半信半疑でした。
里帰りしてたので、旦那と離れてとても寂しかったです。
出産8時間前の夕飯時、いつもは食べていましたが、なんとなく食欲がなく、少し気持ち悪かったので、夕飯は食べずに横になっていました。
3時頃喫茶店でケーキを食べたので、そのせいかなと思っていました。
しかし、その後も食欲は出ず、なんとなく背中が懲りはじめ、お父さんにマッサージをしてもらっていました。
そして、10時半頃にだいぶ楽になり立ち上がろうとしたときに、ジョワーっと破水しました。すごい量だったので、すぐにわかりました。
すぐに病院に電話して、準備をして、病院に向かいました。
向かってる間に、夕飯を食べていないことに気付き、コンビニに寄って欲しいとお父さんに言いましたが、病院に行くのが先だ!後で買いにいくから!と寄ってくれませんでした(笑)
私としては、腹が減っては戦はできぬ状態だったので、ぶーぶー言ってました。
病院に着いたのが、11時過ぎ。
子宮口を確認してもらったら、6㎝開いてるとのこと。このときはまだ痛みはあまり感じませんでした。
もしかしたら、2時間かからないで、産まれるかも…と言われ、車で2時間はかかるところにいる旦那に、すぐ来て!と連絡しました。
そして、お父さんにすぐコンビニに行ってきてもらい、帰ってきた頃には、痛みが襲ってきていました。
助産師さんにおにぎりとパンどっちを食べたほうがいいか聞いたら、おにぎり!というので、痛みが治まっているときに、おにぎりを半分食べました。
MINMIの出産法でやりたかったので、常に、赤ちゃんに、大丈夫だよ、怖くないよ、と声をかけていました。そして、呼吸は長く吐くことに集中しました。
痛みが襲ってきたときは、なんとなく痛みを逃がす気持ちで体をこわばらせないようにしました。
途中から、いきみそうになってもまだ、いきまないでと言われ、それが一番ツラカッタです。汚い話になりますが、巨大なうんちを我慢するしてるような感じでした。
12時過ぎの子宮口があまり変わらず、もしたしたら、赤ちゃんはお父さんのこと待ってるのかも、と言われました。
そして、1時半前くらいに旦那が到着して、そこで子宮口が全開になり、すぐに分娩台に移動し、いきみかたを教えてもらい、3回目くらいですぐ出てきました。
おー、この子がお腹にいたのか。
*産後すぐの写真
里帰りしましたが、母親は寝たきりで会話もちゃんとはできないので、育児のことで、いっぱいいっぱいになり、泣いたりしてました。
しかし、父親や兄は出来る限りのことはしてもらったこで、本当に感謝しています。
産後1年経ちますが、今思うと、出産は一応ゴールだったけど、スタートだったな…と思いました。
出産前は出産のことであたまがいっぱいで、産後の育児については全然考えられなかったなと思いました。
私は出産時に、痛い、という発言はしませんでした。赤ちゃんのほうがよっぽど勇気を振り絞ってしにものぐるいで出てきてくれるんだから、そんなこと言ってられない、と思いました。
それと、やはり母親の痛くなかった発言がなんとなく頭にあり、私も!という気持ちがありました。
私の出産はたまたま安産ですんだのでよかったですが、中には数日に渡って…という方もいらっしゃいます。その精神状態は想像を越えるものだと思います。
しかし、赤ちゃんは必ず出てきます。 赤ちゃんのことを信じて、応援してあげてください!
2,550gで小さく生まれた男の子も、1年経ったら標準の9キロになりました。身長は30㎝も伸びました。
小さく産まれても、大丈夫ですよ(^^)
*一年後の写真