妊娠できたよ2016 まどかさん

妊娠できたよ!

年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...

妊娠までの過程

結婚してすぐ妊活を始めましたが、もともと生理周期が不定期で排卵日の特定が難しく、基礎体温もガタガタで参考になりませんでした。

そんな中で、昨年11月に妊娠発覚、総合病院の産婦人科を受診。 しかしなかなかホルモン値が上がらず心拍確認前の7w5dで完全流産となりました。

流産後は主人の転勤でバタバタしたのもあり基礎体温の乱れが特に激しく、生理周期もそのストレスから乱れ、48日間無排卵の周期が2ヶ月続きました。 排卵検査薬は常にうっすら線が出る陰性。濃くなる気配なし…。

さすがになんとかしなくてはと引越し先で生理3日目に不妊治療もしている婦人科を受診。そこで多嚢胞性卵巣と診断され、卵巣内のエコーには未発達の中途半端な卵子たちが20個近くありました。

先生も基礎体温を見て、これは排卵してないね…と。 前回の妊娠時には何も言われなかったのに…

今周期は卵胞の育ち具合だけ見てタイミング指導して、次の周期から排卵誘発をしてみようかと医師から提案があり、そのようにしました。

2週間後に再度受診し、20mmの卵胞確認。今まで48日無排卵だったのに医師もわたしも驚き。 医師からのタイミング指導はその日から1日おきに3回。

その後、妊娠に至りました。

妊娠の症状

◆いつもと違う症状
・胸の張りが排卵直後から始まった。
→いつもは生理直前、もしくは張らない

・胸の張り方が(わたしの基準として)妊娠時独特
→いつもは少し張って押すと痛いかなくらい、前回流産のときも今回も、妊娠時は乳首が服に触れるだけで痛い。張るというかずっしり重くなる感覚に近い。質量が増す感じ？

・基礎体温が着床あたりで二段上がりに。

・体があつく、熱がこもっている感じ
→でも日中の体温は普段とさほど変わらなかったので、風邪ではないと確信

・腰痛がひどすぎる！

◆いつもと同じ症状
・おなかが張る。チクチク痛い。
・情緒不安定
・頭痛
・ねむい(立ったまま寝るレベルまではいかない、朝がつらくお昼寝しないと1日持たない感じ)

気をつけたこと

・普段の飲み物をルイボスティーに変えて、全体的にノンカフェインを心がけた

・体を冷やさないよう温かい飲み物を飲んだり、あつくても腹巻と靴下は欠かさない

・コウノトリキティを妊娠中の友達から譲り受け、その次の周期に妊娠

・股関節のストレッチを1日置きにした

・週に1度、主人と2人で2～3kmのお散歩をした

・シャワー浴から風呂浴へ

・持病が二つあるので、主治医に妊娠希望であることを伝えて妊娠中でも飲める薬にあらかじめ変えてもらった

・主人のほうが夜の仲良しタイムを楽しみにしているので、その気持ちを大切にしながら夫婦生活のペースを保った

メッセージ

私は24歳で不妊治療を始めることにとても抵抗がありました。 多嚢胞性卵巣と言われたときもショックで、私の場合は健康な人より排卵のチャンス自体が半分以下なんだとひどく落ち込みました。

妊娠しにくく流産しやすい、そう医師に言われたあとに限って耳にする友人の授かり婚ラッシュ…

どうして長い間望んでいる私たちのもとへは赤ちゃんが来てくれないのか、もう何もかも嫌、と主人に八つ当たりしたこともありました。

流産の事情を知らない親戚からも、子供は早く作っておいたほうがいいよ～！と軽く言われたり、同い年の友人には結婚できてるだけ幸せじゃん、とか、え？24歳で不妊治療とかあるの？と、周りが理解してくれない苦しさがずっとありました。

でも、不妊治療をすることに抵抗があった私も、いざ診断されてみればあとは進むしかないと前向きになれたのも事実です。勇気を出して婦人科に行って診断してもらってよかったと思っています。

周りが理解してくれないからといって、あえて理解してもらおうと説明する気力もなかった私は、ただ主人だけを心の支えに治療を決意しました。

そんな中、パート先での収入減が原因でお仕事を変えました。そこがとても働きやすい環境で、スタッフの方もみんないい人ばかり。

仕事に行くのが楽しくて仕方ない！ここでもっと働きたいなと思い始めた頃の妊娠発覚でした。 確かにこの周期は基礎体温も感情も安定していました。

妊娠のことを考えなかった日は1日もありませんでしたが、他にも楽しいこと、興味のあることを見つけたときに妊娠できたので、何か身近にそういうものを見つけるのもひとつの妊活なのかな、と思いました。

SNSなどで友人の妊娠報告にモヤモヤしたりイラッとしてしまうこともありました。

自分が悩んでいるときに友人の妊娠報告や検診のたびにいちいちアップするエコー写真、大きくなるお腹の途中経過の写真に、なぜ毎回載せる必要がある？とイライラしました。

でもそれは、自分が頑張っているからこその、当たり前の感情。 そうやって自分の気持ちを受け止めてあげるうちに、気持ちが楽になる瞬間が多くなった気がします。

たまには、いや毎日でも、頑張っている自分をほめてあげてくださいね。 そして、頑張っている自分をいつもそばで支えてくれているパートナーへの感謝も、とても大切なものだと思います。

基礎体温

基礎体温データ

低温期

高温期

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