年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...
2008年2月に入籍しました。私も彼も、母親のみの家庭だったので、まずは母親孝行をしよう、と沖縄挙式を計画。2008年11月に無事挙式を終え、ようやく子作りを考えるようになりました。
妊娠に関してまったく知識の無い状態だったので、インターネットでいろいろ調べる中でこちらのサイトに出会いました。まず、基礎体温を測ることからスタート。生理は毎月だいたい安定してきていたのですが、低温期、高温期があることすら 知らず、まずは自分の身体を知り、向き合うことから始めました。
基礎体温を測り始めて気付いたことは、全体的に体温が低いということ。特に冬場は、高温期に入ってやっと36度台に、といった状態でした。
仕事柄、1日中冷暖房きいた部屋でのデスクワークが多く、冬も薄着で平気でした。赤ちゃんを授かるには身体を温めることが大切と知り、腹巻を着用する、肌着を増やす、厚手のタイツをはく、などの習慣をつけました。
基礎体温が安定し始め、排卵のタイミングが自分なりにわかってくるまでには半年かかりました。排卵日前後に必ず少量の出血があることもわかり、少量ならば問題はないようだったので、体温と出血で排卵日を自分なりに予想してタイミングを取っていました。
が、いつもきまって高温期の9日目か10日目には出血があり、高温期が短いことが気になり始めてきました。いろいろ調べ、知識を得て行く中で、基礎体温にも敏感になりすぎた時期があり、毎日の体温に神経を使いすぎていらいらしていたこともありました。
ちょうどそのころ風邪を引き、高熱が出たので内科に。内科医に「妊娠を望んでいるので大丈夫な薬をおねがいします」といったところ、「まだ妊娠してないんでしょう。それなら関係ないから。」と冷たく言われたことにショックを受けました。
あまりに神経質になっていたので1度産婦人科に行こうかと悩んでいた時期でもありましたが、医者が怖くなり、産婦人科にも足を運べなくなりました。結局その月は薬の服用の影響もあってか周期が41日と今までになく長い周期になり、原因不明の嘔吐や下痢に悩みました。
その頃は、精神状態も最悪で、仕事や日常生活でも不機嫌が表に出たり、人に優しくできなかったりと、いいことがありませんでした。そんな矢先、心配した主人が旅行に行こうと話をしてくれて、何かが吹っ切れました。きっと心の荒れた私を見ている主人のほうが辛かったのだと思います。
男性は、女性よりもあからさまに「赤ちゃんはまだか。」と周囲に言われることも多く、主人も主人なりに悩んでいたのだろうとそのとき初めて気付くことができました。
そしてその旅行の話をしながら、赤ちゃんのために私たち2人にできることは何だろう、と話し合うこともでき、その周期からマカを飲んだり排卵検査薬を購入することを決めたりしました。旅行では、子宝のいわれのある神社を調べてお参りもしました。
挙式から9ヶ月がたち、主人が「1年たっても無理なら、1度一緒に産婦人科へ行って診てもらおう。それまで一緒にがんばろう。」といってくれました。その言葉に安心し、排卵検査薬を使ってタイミングをはかりはじめた2周期目で、妊娠することができました。
生理予定日まで、体温も普段と変わらず、いつもと違う症状も特に見られませんでした。生理予定日前日には、いつもの下腹部痛と頭痛があったので、またいつもどおり生理がくるだろうと思っていました。
生理予定日当日(高温期11日目)になり、まだ体温が下がらなかったので、昼休みに海外製早期妊娠検査薬で検査したところ、ほんのうっすら、見えるか見えないかくらいの線が出ました。本当に、目を凝らさないとわからない程度だったので半信半疑でした。
海外製の排卵検査薬、妊娠検査薬を購入したインターネットサイトの管理者の方が、掲示板で検査薬についての質問に答えてくださっていたので、薄い反応でも妊娠の可能性はあるのか聞いてみました。すると、「妊娠検査薬は基本的に妊娠が成立しないと反応はしない。ただ、化学流産の場合は、日を追って検査しても反応が薄いままなので何度か検査を続けてください。」とのことでした。
生理予定日の翌日(高温期12日目)も、気になって夕方検査したところ、やはり前日と同じくらいのうすい反応でした。決して前日より濃くなっているとはいえない線だったので、不安が募りました。
その翌日(高温期13日目)と翌々日(14日目)には、少量の茶色とうすピンクの出血があり、(ティッシュで拭くとつく程度)このまま生理になるかとあきらめ半分でした。
高温期15日目の朝、今までになく体温が高く、15日も高温期が続いたことが無かったので、朝一番に再度検査したところ、くっきりと線がでました。出血もありませんでした。思わず主人を起こして、2人で泣いて喜びました。
検査薬のサイトの管理人さんはとても丁寧に応対してくださり、その後も「妊娠検査薬は朝一番が反応しやすいです」「化学流産の場合は、生理がくるとしたらだいぶ遅れてくるので、予定日付近の出血は関係ないでしょう」などと、いろいろ教えていただきとても心強かったです。
陽性反応が出てからは、体温が36.7~37.0の間に安定しました。また、時々頭痛や下腹部痛がありましたが、これも赤ちゃんができた証拠だと思ったらまったく辛くはありませんでした。
・基礎体温を測り、自分の身体をよく知ること。低温期、高温期の身体の様子、おりもの、出血等の記録をして、自分の身体のリズムや状態を把握できるよう心がけました。
・腹巻をする。仕事で、シルエットが気になる場合は暖かい肌着を着用しました。
・コーヒーを控える。大好きで1日2~3杯飲んでいましたが、温かいルイボスティーを持参するようにしました。
・お酒を飲まない。子どもを考え始めてからはアルコールは控えました。
・葉酸サプリメントを摂る。子どもを考え始めてすぐに飲み始めました。
・ヤマノのマカを飲む。主人と一緒に飲み始めました。
・適度な運動をする。始めの頃は、高温期は安静にしたほうがいいという情報を信じ、あまり身体を動かしませんでした。ですが、もともと運動をしていたので運動しない生活は息苦しく、仕事もほぼデスクワークなので、最近は意識的に歩いたりするようにしていました。妊娠した周期は、主人と旅行へ行って3日間筋肉痛になるほど歩き回ったので、血行もよくなり、身体によかったのではないかと思います。
・排卵期に限らず、主人と自然と仲良くする。排卵期はもちろん意識的に仲良しをしますが、時期に関係なくお互いのコミュニケーションを大切にして、夫婦生活を充実させることが結果的に2人の結束を高めることにも繋がると思います。
・子宝神社やジンクスを信じてみる。どこか旅行に行く先に、立ち寄れるような子宝スポットがないか主人と探していってみたりしました。また、木村さんの画像を携帯の待ちうけにしました。スポットに行ったり、木村さんにお祈りすることで、主人との距離も縮まり、またリラックスした気持ちにも慣れました。
排卵検査薬をおすすめします。私が排卵検査薬を使用しようと思った頃には、薬事法の改正で薬局では手に入らなくなってしまっていました。なので、ネットで通販しました。掲示板もあり、管理人の方に直接質問したり指導してもらえたりしました。
手続きも簡単で助かりました。海外製の排卵検査薬ですが、詳しい説明書もついており、排卵のタイミングをはかるのにとても役立ちました。私の場合、自分でタイミングをとっていたときよりも若干排卵が遅かったようです。1本数十円という安さも魅力です。ぜひお勧めします。
悩んだ分だけ優しくなれるはずです。妊娠できずに悩む時間は、決して無駄ではないと思います。何も悩まずに妊娠 した方よりも、喜びも想いも何倍も大きいものになります。また、悩むことで人の痛みもわかるようになり、優しい心を持てるのではないでしょうか。
自分を高めるチャンスにもなります。私は結婚前、体のことで悩んだこともあまりなかったので、自分の体を労わる心がけなどもほとんどしていませんでした。妊娠したいと思うようになり、今までの気持ちの弱い自分とさよならをするいい機会になりました。
普段は意識していなくても、どこか自分で自分のここがいや、ここを直したい、と思っているところが誰にでもあると思います。子作りをきっかけに、自分と向き合い、さらに自分の好きな自分になれるような努力をしてみるのもいいかもしれません。魅力的な優しい女性をめざして、努力を始めるいいチャンスだと思います。
妊婦さんやママさんをうらまない。赤ちゃんがほしいと思い始めた頃、町で見かける妊婦さんがうらやましすぎて憎く思えたりしました。身近で妊娠がわかった人がいると、なおさら心から喜べない自分がいました。
でも最近は、皆が悩んでいるとは限らなくても、人それぞれいろんな思いをして授かった子を大切にしていることは、うらむべきではないと気付きました。他人の妊娠を喜べないような狭い心を持っているということは、母親になる準備がまだできていないことだと言い聞かせました。それからは、積極的に妊婦さんに会って話を聞いたり、お腹を触らせてもらったりしました。
穏やかな気持ちになれた頃には、不思議とまわりから同じような悩みの相談をされたり、妊婦さんからの情報で助けられたりと、いい関係を築くことができていました。
1人でがんばりすぎないでください。偉そうにいろいろ書きましたが、そううまく精神状態をコントロールできる人はなかなかいないと思います。でも、このサイトの管理人さんをはじめ、皆さんのまわりには、支えて力になってくれる人がたくさんいるはずです。
私も精神的に追い詰められたときはこちらのサイトにどれだけ助けられたかわかりません。1人で悩まずに、同じように悩んでいる人がいることを知り、声を発し、時には弱音を吐くのも大切だと思います。
赤ちゃんを授かる、ということは女性にしかできない素敵なことです。その貴重な体験の真っ只中にいる私たちにしかわからない感情や経験を楽しみ、自信をもって母親になりたいですね。
妊娠を希望し始めた頃は、自分のために、自分が母親になりたいがために必死になっていろいろ調べたりしていました。周りも見ずに1人で突っ走っていました。
自分で自分を追い詰め、主人が我に帰らせてくれてからは、主人も子どもを望んでいるということ、そして両方の母親もそれを望んでいることを改めて感じることができました。
今回妊娠が発覚し、率直な感情は「主人や母親たちが喜んでくれてよかった」という気持ちでした。自分のことしか考えていなかった頃には考えられない感情です。
この9ヶ月は、特に通院もせず、周りから見れば順調な妊娠に見えますが、私にとっては本当に辛く長く、貴重な9ヶ月間でした。この期間に赤ちゃんに関する知識はもちろん、自分自身のこともよく知ることができ、少し優しい自分になれたことを本当にうれしく思います。
このサイトの管理人みゆママさんをはじめ、こちらに投稿してくださった方々、掲示板で情報交換してくださった方々、周りで応援してくれたすべての人たちがいてくれたおかげで、この命を授かることができました。この命を大切に、大切に育てていきたいと思います。本当にありがとうございました。
排卵検査薬が1番濃く反応したのは、19日目の22時でした。
病院にいく前、38日目の早朝にPチェックで検査したところ、即陽性でした。
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