妊娠初期のつわりが終わったら、どんなことがあるのか説明します。つわりが終われば安定期に入るので、もっと行動しやすく過ごしやすくなります。安定期のうちにやっておきたいこと、準備しておくと安心なことも紹介します。
安定期に入ったら、戌の日の安産祈願の予定を考えます。安産祈願は、多産安産の犬にあやかって、妊娠5ヶ月の最初の戌の日に安産祈願のできる神社に参拝します。
岩田帯(いわたおび)とも呼ばれる腹帯(ふくたい)を、妊婦のお腹に巻いて母子の健康と安産を願います。
戌の日は毎月、日にちが異なります。つわりが落ち着いたら、自分が安産祈願に行けそうな戌の日を確認しましょう。もしも体調に不安があったら翌月に延ばします。
1人で心配な時は、パートナーや自分の母親、友人と参拝する妊婦さんもいます。ちょっと早めに声をかけて、お願いしてみましょう。
つわりが終わったら、そろそろマタニティウエアを用意する時期です。急ぐ必要はありませんが、どんなデザインが気回せそうか、店舗やネット等で見始めてください。
お腹はだんだん膨らみ始めます。ある時、急に今まで来ていたパンツが窮屈に感じたり、締めつけられて着心地が悪くなります。バストもサイズアップし始めると服のラインが綺麗に出なくなります。
マタニティウエアは産前産後の短期間しか着ないママも多いので、誰かにおさがりを譲ってもらえるか探すのも手です。リサイクルショップでも扱っているので、こまめに見て気にいったのがあればラッキーです。
つわりが終わったら、お産に向けて、少し先のことも考え始めましょう。出産する産院は決まっていますか?地域や人気の産院によっては、出産の予約をしないと受け付けてもらえなくなる産院もあります。
気になっている産院や、迷っている場合は今から産院の雰囲気や予約の有無、設備などをチェックしていきましょう。
里帰り出産を予定している妊婦さんは、移動しやすい安定期のうちに受診しておきましょう。お腹が大きくなってくると遠方に行きにくいこともあるので、つわりが終わった安定期のうちに産院探しを終わらせると安心です。
産後のママの予定は、赤ちゃんの様子が解らないことには決めることができなくなります。例えば友達と会うだけでも、赤ちゃんの授乳時間や体調変化が気になって時間が限られたり、急に予定変更することも珍しくありません。
美容室や習い事など、自分に費やす時間は赤ちゃんを預ける必要も出てくるので、ゆっくり時間をかけてやりたいことは安定期に予定してください。
虫歯治療、歯科検診も安定期のうちに済ませたいですね。もしも治療が必要な場合は、妊娠中であることを告げれば、赤ちゃんや母体に影響のない治療を進めてくれます。
つわり症状が終わると、急に今までの不快症状が消えるので、とても気分がスッキリします。普段通りの生活に戻れることで、活動的になります。
これからもっとお腹が大きくなって動きにくくなると思うと、安定期はやっておきたいことが沢山あります。でも妊娠中であることを忘れずに、疲れやストレスを溜めないように休息も忘れないでください。
つわり症状が終わっても、母体に負担をかけない生活を心がけてほしいです。