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妊娠中のサプリメント注意点

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妊娠できたよ!
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年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...

妊娠中のサプリメントの使用で、気をつけてほしいことを説明します。サプリメントは使用方法や量を守らなければ、効果が期待できないうえに体の負担にもなり兼ねません。

信頼できる販売元を選ぶ

妊婦がサプリメントを選ぶときは、信頼できる販売元を選んでください。口コミや宣伝も大切なチェック項目ですが、自分で確かめることが大切です。

特に海外商品は日本のサプリメントの規定とは全く違うので、妊婦は注意が必要です。

流行に関係なく、妊娠中の自分自身が信用できるサプリメントを選ぶことが安心です。パッケージのデザインやイメージに惹かれがちですが、成分表示や注意事項を全て読んでください。

妊婦への使用を確認すること

サプリメントによっては、妊娠の可能性あるいは妊娠中の女性への服用をおすすめしていないものもあります。説明書きをしっかりチェックしてください。

わからないときは販売元に確認しましょう。誰かが妊娠中に飲んで「とても調子が良かった」と言っても、妊婦への使用が進められていない場合は控えてください。副作用や効果は人それぞれ違うからです。

服用前に医師に相談しましょう

病院

サプリメントは病気が治る薬ではありませんが、栄養成分は体の中に働きかけるので、服用を始める前に医師に相談してください。

そのときは飲みたいサプリメントと、その成分がわかるようにパッケージや成分表示も持参しましょう。

妊娠中の健康状態によってはサプリメントの使用を控えるように指導されることもありますが、妊娠中に飲めることを確認してからのほうがお腹の赤ちゃんも安心です。

薬との併用は危険!

サプリメントは様々な成分が含まれています。ときには薬との併用で、お互いの効果を半減させてしまうことがあります。もしも薬の服用が決まったら、医師にサプリメントとの併用を確認してください。

薬とサプリメントの併用を確認するときは、必ず妊娠週も合わせて伝えます。赤ちゃんは周期によって成長している部分が異なるので、専門家の意見が役立ちます。

規定量を守ること

サプリメントの誤解されやすい点は「飲めば飲んだぶんだけ栄養が吸収される」と思われがちなところです。けっして、そうではありません。

妊婦の体内に吸収される栄養成分は1日にどれくらいか決まっています。それ以上を過剰摂取すると、尿で排泄されるだけになったり、逆に胃腸を刺激して吸収しにくくなる場合があります。これでは意味がありません。

妊婦の場合は、妊娠12週までにビタミンA(動物性)を過剰摂取すると、水頭症(すいとうしょう)や口蓋裂など赤ちゃんに影響を及ぼす危険があります。一定の目安を守って、摂取することで効果が発揮されることを忘れないでください。

空腹で飲まないこと

妊娠中はつわり症状で食欲がわかない時期もありますが、サプリメントは空腹状態で摂取すると吸収率が悪いことと、ストレートに胃を刺激しすぎて胃腸が荒れる原因にもなります。

妊娠中は胃腸の刺激で、不快感を強く感じやすいので気をつけましょう。食後なら他の栄養素と一緒に、吸収されやすい利点もあるので食後30分以内がおすすめです。

水でのむこと、カフェイン厳禁

妊娠中に限ったことではありませんが、サプリメントを飲むときは水で飲みましょう。水は胃腸に刺激を与えすぎずに、吸収を始めやすくしてくれます。

常温と冷水なら、常温のほうが胃腸をびっくりさせません。あまりに冷たいと、腹痛をおこす場合もあるので避けましょう。

コーヒーやお茶といったカフェインは、カフェインやタンニンが栄養素に混じってしまい、貴重な栄養が吸収しにくくなります。

食後のほうが吸収率はアップしますが、コーヒーやお茶で飲んでしまったら、せっかくの吸収率アップ効果が期待できません。

食事とは別の栄養補助

サプリメントをとっていれば、妊娠中に必要な栄養もとれて、食事ほど体重増加を気にしないで済むというイメージがあります。つまり、「ダイエット中でも食事しなくてもサプリメントがあれば大丈夫だ」という考えです。

体重が心配な女性が気をつけたいのは、サプリメントは栄養補助であって完全食品とは言いきれないところです。

そもそもサプリメントも消化が必要です。消化するためには食事が必要です。食事をすることで、消化を助ける成分や唾液がでて、胃腸の働きも活発になります。食事をしてからのサプリメント補給と考えるとわかりやすいです。

消費期限をチェック

サプリメントは生鮮食品と比べれば長持ちするのがメリットですが、ちゃんと効果を得るためには、賞味期限・消費期限を守りましょう。

サプリメントも食品と同じで、1度容器や封を開けたら賞味期限や消費期限に関わらず、はやめに使いきってください。

保存は密閉、高温多湿を避ける

サプリメントの成分は、容器や封をした状態で保たれます。高温多湿の環境におくと変質したり、変色することもあります。

保存状態が悪かったサプリメントや、変色、臭いが変わってしまったサプリメントに関しては、通常の効果が期待できない可能性があるのでおすすめしません。

ダイエットと勘違いしないこと

赤ちゃん

妊婦がサプリメントで栄養補給することは、ダイエット方法とはいえません。サプリメントは栄養補助食品であっても、ダイエット食品ではないからです。

妊婦は特に、サプリメントだけのダイエットは赤ちゃんの成長の妨げになります。つわりなど、イレギュラーな時は仕方ありませんが、普段は栄養ある食事も大切です。

妊娠中はビタミンAの過剰摂取に注意

妊婦にとってサプリメントは便利なものですが、なんでも摂取すると体に良いとは限りません。

妊娠中はビタミンAの過剰摂取が問題視されています。ここでいう過剰摂取したくないビタミンAとは、動物性のビタミンAです。

ビタミンAは鉄分補給に適している鶏レバーにも含まれているので、栄養ある食生活を心がけていると食事だけで充分間にあう日があるのです。

もしも妊娠12週までビタミンAの過剰摂取が続くと、お腹の赤ちゃんの成長に影響する危険があります。水頭症や口蓋裂など先天性トラブルの原因になります。

サプリメントも動物性ビタミンAと同様に考えて、1日の規定量を守りましょう。

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