グラフでは結婚から「1年~2年」に妊娠する方がわずかに多いように見えますが、1年以内(「半年以内」と「半年~1年」を足したもの)に妊娠する方が「30.8%」と考えると、時間が経つにつれて妊娠される傾向が少なくなっていくことが分かります。
でき婚も含め、結婚してから2年以内に、3人に2人あたりの人が妊娠されているようです。結婚を境にして母親になりたいと思う人も多く、また夫婦がいい関係を築けやすい期間ということも影響しているでしょう。
しかし結婚はしても、「仕事の状況、金銭的なこと」や「夫婦の時間を楽しみたい」などの理由から、「子作り解禁」としない夫婦も多く、このデータは「妊娠を望んでいる期間」ではありません。(もちろん不妊治療を頑張られているご夫婦もいるでしょう)
「結婚=赤ちゃん」という考え方は、まだ子どもを授かっていない夫婦にとっては迷惑なようです。知人はまだしも知らない人にまで「お子さんは?」と聞かれるのは妊娠を望む夫婦にとって多くの場合はストレスでしょう。
また、1つの調査として知りたかったのは「でき婚(授かり婚)」がどのくらいの割合を占めるかでした。妊娠をきっかけに「結婚」に踏み切ることは、計画性という意味では少し足りないかもしれません。しかし妻となり母親になると決めたからには、もう迷ってはいられません。生まれてくるおなかの赤ちゃんに、たっぷりの愛情を注いであげてください。