e-妊娠top 出産報告 2010 さてぃさん

出産報告2010 さてぃさん

哺乳瓶

妊娠週&出産カウントダウンの設定

顔
  • おなまえさてぃ
  • ねんれい30
  • 結婚期間1年弱
  • 出産日1月27日
  • 出生時間午後1時48分
  • 性別男の子
  • 体重3480グラム
  • 妊娠週数39w2d
  • 子宮口全開まで10時間

出産を目前に迎えて

五体満足に産まれてくれるか不安でしたし、普通より大きいと健診の時から言われていたので予定日より遅れて難産になったらどうしようとか陣痛がわからなかったらどうしようとか色々不安でした。

お産までの流れ

里帰り出産だったので主人とは遠距離でした。日課のおやすみコール中(午後11時40分くらい)に突然お腹が張り、何かがどろーっと出た気がしたので電話を一度切ってトイレに行くと生理の始まりのような血液がちょっとだけ出ていました。

痛みも、そういえば腰が生理の時みたいな重い感じがするかなぁくらいで全く陣痛だという自信がなく、時間を計ろうにもコレと言った痛みでもなく地味ーに痛いだけなのでどう計れば良いか分からず、心配する夫に勘違いかもと伝えてとりあえず寝ることにしました。

すると大体10分おきくらいに重い生理のような痛みで目が覚めるので、夜中の1時過ぎから着替え、病院に電話して確認をしてから親を起こして送ってもらい入院しました。入院時は子宮口は1センチで陣痛間隔は5分になったり7分に戻ったり不規則でした。

分娩時の様子

はじめは陣痛室に入りましたが子宮口が1センチからなかなか開かないのと、赤ちゃんがおりてこないこと、陣痛間隔が不規則なことから朝7時過ぎに病室に移動して待機になりました。

立ち会いを希望していた夫ですが、県外なのと平日突然の休暇は取れない職場なので、夜中には連絡せずこの時はじめて「やっぱり陣痛だった」と伝えました。

睡眠不足だったので陣痛の合間は結構居眠りし、出された朝食も完食しました。その後、余裕と思われた陣痛がどんどん強くなり吸って吐く動作に声が混じるようになりました。

ずっとNSTを腹につけて陣痛と赤ちゃんの鼓動をモニターしながらだったので痛くても好きな態勢をとることがままならず、妊娠してからひどくなった鼻炎のせいで鼻呼吸もうまくできないので点鼻薬とタオルを両手に持って苦しみました。

午前11時、子宮口が6センチを超えたところでとりあえず陣痛室に移動し全開大するのとおりてくるのを待ちました。その頃くらいから陣痛に「いきみたい衝動」が加わるようになり、何度もいきまないでと注意されました。

結局全開大した後も赤ちゃんがおりてくる気配がなく11時15分頃先に破水したので30分後、分娩室に移動。

6回くらいいきんでもやはりおりてこず、声は我慢できないし痛いのと眠いので力も抜けがちだったので少し意識が飛んでる間に休憩し、最終的には会陰切開とバキュームといきみを総動員して出してもらいました。

生まれた瞬間の気持ち

まだ産んでほやほやの新米なのでどうなっていくのかわからないです。出産を振り返るとあんまりママとしてのお手本になるようなこともできず、今は産んだ直後の腹の痛みや膣を縫合した痛みのほうが気になるくらいダメダメな感じですがマイペースに育てていければなぁと思っています。

出産後の生活

放心状態でした。「立派な男の子ですよー」と、目の前に自分の赤ちゃんがぶらーんと見せられた時、喜びや感動ももちろんあったのですがこんなでっかい赤ちゃんが腹に入ってたのかーと呆気にとられてしばらく無言になってしまいました。

実際に出産してみて

自分のことを痛みに強い根性ある人間と思っていましたが、分娩台に上がった瞬間から「もういいから帝王切開してください!」という気持ちでいっぱいで、実はとてもへなちょこだったんだと気付きました。

逆にこれまで弱々しいと思っていた母が徹夜で私に付き添ってくれたり、こんな大変な出産を自分は二度も乗り越えていることを本当に尊敬し、感謝しました。

出産を控えた人へのメッセージ

いきまないでと言われてもこっそりいきんじゃったり、お産に集中しないといけないのに痛みから現実逃避したり居眠りしてしまって呆れられても最後には必ず産まれてきます。一生続くんじゃないかと思うくらい本当に長く苦しい1日ですが必ず終わりはくると信じて乗り越えてくださいね!苦しい分我が子に会えた時は笑っちゃうくらい幸せですよ!

ご自由に

今回は夫の元を離れての里帰り出産で立ち会いもなくちょっと寂しかったです。ただ両親がよくしてくれたので妊娠中の生活は非常に楽でした。もう一度出産の機会に恵まれたら、今度は夫に誕生の瞬間を見せてあげたいなと思います。

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