2017/4/28

ゴールデンウィーク中の妊娠トラブル

ゴールデンウィークに妊娠トラブルがあったら、どうする?腹痛や出血、破水か尿もれかわからないときの初期対応。不安なときは連休明けまで待たずに受診してください。

お腹が痛い

おなかの張りゴールデンウィーク中にお腹が痛くなったら、他の症状がないか、どんな痛みか、痛みが周期的に続いているのかを確認してください。

お腹を締めつけずに休んで

具体的に痛む場所が、みぞおちなどお腹の上部のときは胃もたれ、つわり症状も考えられます。激しい痛みや出血がない状態なら、横になって様子をみます。痛みが治まったら胃腸を刺激しない食事と、体を締めつけない服で安静に過ごしてください。

下腹部が痛む場合は、子宮が大きくなることで組織や皮膚が伸びて腹痛をひきおこしているケースが考えられます。妊娠中によくある症状なのでリラックスして過ごしましょう。

出血や激痛は要注意

腹痛に出血や破水、さしこむような激痛があるときは要注意です。胎嚢(たいのう)が確認される前の妊娠初期なら、子宮外妊娠が心配です。胎嚢が確認されたあとも子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)が気になります。

腹痛に加えて、鮮やかな色の出血がどんどん増えているときは流産の可能性もあります。腹痛以外の症状や、普段と違う痛みのときは迷わず病院に連絡してください。

大量の出血

ゴールデンウィーク中に大量の出血があったときは、すぐに病院に連絡してください。妊婦健診をお願いしている病院や、出産予約をしている産院どちらでも早急に連絡します。

出血は生理用ナプキンや産後に使用する産褥(さんじょく)ナプキンをあてて応急処置します。細菌が入らないようむやみに触らないでください。

医師の診断で出血原因を確定することが必要です。出血すると気が動転したり、不安で怖くなるものです。少量の出血でも不安なときは、病院に行ってください。

ちなみに出産予定日近くに少量の出血があるときは、おしるしかもしれません。トイレットペーパーに少量が薄くついたり、おりものに混じります。「もうすぐお産がはじまるよ」というサインです。

破水?尿もれ?

破水と想定して初期対応

さかご妊娠中の破水は、細菌感染で子宮をカバーしている卵膜が弱くなって破れやすくなることが原因の1つです。「破水か尿もれかわからないけれど、水のようなものが漏れる」というときは、まず破水したと想定して処置をして病院に連絡してください。

破水と尿もれの違い

尿もれは独特のアンモニア臭が特徴で、自分の意志で止めることができます。笑ったりくしゃみをした瞬間に漏れることが多いです。

破水は生臭いこともあれば無臭なこともあります。破水は自分の意志では止められず、ちょろちょろ漏れ続けます。もしも破水なら24時間以内に陣痛がはじまるサインですが、早産なら医師の診断のもと陣痛をくい止めなければいけません。

さかごは要注意

さかごと診断されているときの破水は注意が必要です。赤ちゃんよりも先にへその緒が出てしまうと、赤ちゃんへの酸素が届かなくなり危険な状況になりかねません。動かず安静にして救急に連絡してください。

お腹がカチコチ

ゴールデンウィーク中にお腹がカチコチになったら、すぐに体を休めてください。妊娠中は大きくなる赤ちゃんに合わせて子宮も膨らみます。特に妊娠20週頃からは子宮の筋肉が緊張すると「張り」を感じやすくなります。人によっては妊娠初期から、お腹の皮膚がひっぱられて張りを感じることもあります。

妊娠中のお腹の張りは子宮の筋肉の収縮でおこる生理現象なので、体を休めれば治まります。連休中は心配になりますが、まずは様子を見るためにもお腹を締めつけないようにして休んでください。

お産が近いとき、お腹がカチコチになって出血するときは前置胎盤剥離(ぜんちたいばんはくり)の可能性もあります。すぐに病院で処置を受けてください。

迷ったら受診すること

妊娠は病気ではないと言いますが、妊娠中のトラブルは病気ではなくても母体や赤ちゃんの命にかかわることが心配です。初期対応が早ければ回避できるトラブル、ダメージを最小限に抑えて母子を守ることもできます。

ゴールデンウィークは休診日が続く病院も増えます。症状が治まらずに連休を過ごして悪化するのが1番心配です。初期対応に迷ったときは必ず医療機関に相談してください。

2017・4・28 e-妊娠、みみいペン


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