
妊娠してから足がパンパンに張って痛くなったり、夜中にこむら返りを起こしやすいときは食事にも要注意。むくみには減塩が効果的。塩分が多くなりがちな食品と、具体的な減塩方法をわかりやすく説明します。
妊娠中は、つわり症状で料理をする気力がない、味の濃いものを食べたくなってインスタント食品に頼ることもあるでしょう。なかでもインスタントラーメンは、塩分を多く含んでいる商品が目立ちます。
特にカップラーメンはスープを残さず飲み干すと、1日の摂取塩分の半分の量を摂取する商品も。無塩は難しいけれど、スープを控えるだけでも差が出ます。ついついスープを飲み干してしまう人は、出来上がったら容器に移し替えてスープを減らしてみましょう。
妊娠中は麺類の摂りすぎにも注意。ラーメン以外の麺類にも塩は使われていますが、味付けというよりは麺にコシをだすなどの目的があります。
辛口の塩鮭は、塩をたくさん使用しています。甘口の塩鮭よりも塩分濃度も高いので控えてください。もしも塩振り鮭を買うときは、塩分濃度の低い甘口の鮭のほうが安心です。それでも塩を振っているに違いはないので頻繁に食べるときは気をつけたいです。
塩辛(しおから)と佃煮(つくだに)は甘みが強いものもありますが、味が濃いぶん塩分も多いと考えてください。大量に食べず、箸休め程度の摂取にとどめましょう。
加工食品ではロースハムとベーコンに気をつけてほしいです。無塩タイプがおすすめです。肉類のなかでも加工食品は味がでやすく調理に便利だから重宝しますが、妊娠中は加工肉の量に気をつけたいです。
コンソメは意外と塩分の高い調味料です。味付けでは量に気をつけてください。同じように風味調味料と呼ばれる粒状のダシも塩分が高くなりがちです。
妊娠中の味付けは、かつおや鰹節から取るほうが塩分をカットできます。野菜スープなら野菜を煮込むと自然な味が出るので、調味料はあとから付け足す気持ちで料理してみてください。
もしも和風だしが必要なときは鰹節がおすすめ。妊娠中の足のむくみは水分の停滞が目立つので、利尿作用のある鰹節は効果的です。だしをとることが面倒なときは、使い捨てのティーパックに鰹節を入れて煮だしてみましょう。簡単に自然な風味が出ます。
醤油(しょうゆ)は和食にも合うのでヘルシーなイメージですが、塩分も含んでいます。減塩タイプを選ぶなど、購入時の選び方に気をつけてみてください。
妊娠中の味付けでは、煮物で砂糖を増やすと醤油も増えがちです。少しずつ味見しながら付け足してください。調味料の塩分を減らすポイントは、味見をしてから必要量の味付けをすることです。
妊娠中は野菜から食物繊維と水分をとることが好ましいです。でも味気のないサラダや温野菜にかけるドレッシングで高カロリーや塩分の摂りすぎになることがあります。ドレッシング選びでも減塩タイプが安心です。
妊娠中はドレッシングの代わりにオリーブオイルとレモン汁もおすすめです。ドレッシングをかけないと野菜が食べられないときは、温野菜や野菜スープなど加熱すると野菜そのものの味がアップします。
味噌には塩分が多く含まれるので減塩タイプの味噌が安心です。とはいえ妊娠中は味噌汁から栄養摂取することも効果的なので、具材を増やして汁を少なめにしてみましょう。
インスタントの味噌汁も一人で食事をするときは便利ですが、ダシの風味を出すために化学調味料を使用しているので塩分も高くなりがちです。塩分を体内に溜めないようにカリウムを含む野菜を具材にするなど、組み合わせ次第で味噌汁は栄養価の高い食事になります。
食品や調味料を購入するとき、成分表示に「塩」とそのまま書かれていないものも多いです。そんなときは栄養成分表示の「ナトリウム」をチェックしてください。ナトリウム量が多いほど、塩分が多いということです。
ただしナトリウム量がそのまま塩分量に置き換えられるのではありません。塩はナトリウムと塩素からなるので、ナトリウム量が多ければ塩分量も比例すると考えてください。
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