妊娠中はパパの気づかいの足りない言葉や態度、はっきりしない会話にイライラするママもいるのでは?どんな時にイライラしてしまうのか、そのときパパはどんな気持ちなのか考えました。
妊娠したら重い荷物は持ちたくなくて一緒に買い物に行くのに、荷物を持っても知らんぷりされると「妊娠していることを忘れちゃったの?」とイライラします。言わなくても先に気がついてほしいと思ってしまうのは、わがままでしょうか。
パパにしてみると、どの程度から重い荷物になるのか判断基準があいまいです。大きかったり、あきらかに重たそうなものは気がつくけれど軽そうに見えるサイズだと気がつかないことも多いです。妊娠中も、ひとことお願いするとスムーズに伝わりそうです。
妊娠してもしていないときでも、家事を手伝ってくれないパパはいます。最近は料理やインテリアに凝るパパもいるので家事分担しやすい家庭も増えたので、家事を手伝ってくれないパパが目立ってしまうこともあるようです。
パパは「何から手伝ってよいのか」「手を出して逆に時間をかけてしまってよいのか」、きっかけが掴めないこともあります。一度断られると手伝いにくい人もいます。疲れていて、ママが手伝ってほしいと思う瞬間とタイミングが合わないこともあるでしょう。
妊娠中はその都度イライラすると疲れるので、「週末の夕飯だけ」「布団干しだけ」など限定したお願いがおすすめです。必ず毎回となると、ママも目を光らせてあら捜しになって疲れます。
妊娠中は早歩きを続けると、普段よりもはやく息切れすることがあります。無理をするとお腹が張ったり、夜中にこむら返りになるのでのんびり歩きたいときも多いのです。
パパから見ればたいしたことじゃないけれど、こんな瞬間にも「妊娠してるのに!」とイライラしてしまうママもいるのです。急いだり早く歩きたくないのではなく、妊娠中だからできないだけなのです。
パパがなんとも思っていない会話でも、妊娠中のママにとっては大切なこともあります。軽い悩みだと思われると、身近な人が理解してくれない寂しさも感じます。そんなことが何度も続くとイライラしたり、パパとの会話も攻撃的になってしまいます。
パパにとって妊娠や出産は身近だけど、いまいち理解できないことも多いのが現実です。だから悩みを聞いても答えにくいし共感しにくいのです。父親学級に誘ったり、少しずつ妊婦の世界を知ってもらいましょう。
妊娠中に言われると傷つくのが体型や外見の変化です。特にパパに言われると「私ばかりが太って変わってしまった」と悲しい気持ちになります。産後は戻るとわかっていても、気になると数ケ月が長く感じます。
パパ側は軽い気持ちで言っていることが多いようです。我慢してイライラすると表情も暗くなり、妊娠生活が楽しくなくなってしまいます。傷ついたり不快だと思ったら、その都度話してみましょう。
妊娠中は出産についての期待や不安がいっぱいです。「もしも破水したら」「もしも予定日を過ぎたら」とイレギュラーな事態についてパパと話したいのに、あまりはっきり決めることができずにイライラすることもあります。
出産の話ができないとママばかりが盛り上がっているように思えますが、パパは自分の体に変化はないしどんな選択肢を選べばベストなのか、すんなり決めることができないのかもしれません。
パパには頼りたいけれど、どちらかというと妊娠生活や出産についてはママのほうが詳しいです。パパにも少しずつ情報提供していきましょう。