おしるしとは、出産前におこる生理現象のひとつです。出産前になると、赤ちゃんが通る子宮口が少しずつ開いてきます。その時に子宮口の入口や子宮の壁が少しはがれたり、子宮の収縮運動によって出る血液の混じった出血を、おしるしと呼びます。
同じように、赤ちゃんが産道におりてきて、赤ちゃんを包んでいる卵膜が子宮の壁にこすれて出血が見られる場合も、おしるしと呼ばれます。この理由だと、赤ちゃんが下に降りているので実際の出産も間もなくだということになります。
おしるしは水っぽかったり、おりものに混ざった血液だったり様々です。これらは人それぞれで違い、鮮血というよりも茶色がかった血液の場合もあります。
妊娠中の出血は不安になりますが、妊娠後期の臨月では、おしるしの可能性があります。おしるしは出産が近付いた合図なので、怖がらずに落ち着いて出産準備の確認をしましょう。
おしるしは、出産間近の女性にとって、出産がもうすぐ始まるという大切な合図ですが、この合図は必ず現われるわけではありません。実際は、おしるしを経験せずに多くの赤ちゃんが無事に産まれています。
おしるしが出て、まもなく陣痛が始まった人もいれば、おしるしの無いまま順調に出産する人もいます。ですから、おしるしの有無で出産の良し悪しが決まるということにはなりません。
おしるしの有無は人それぞれです。ただ、おしるしがあると出産が近いということが予測できるので、心の準備や産院への入院準備が計画的にできることになります。
おしるしはの色や量は様々です。でも、あきらかにドロッとした塊や大量の出血があった場合は、おしるしでは無い可能性があります。
また、おしるしが少量でも長く続いて止まらなかったり、量が多いと不安に思った時は産院に問い合わせてみましょう。
出産時に剥がれるはずの胎盤(たいばん)が、出産を前に剥がれ始めていることもある(常位胎盤早期剥離)ので、早急に医師の判断が必要です。胎盤が先に剥がれてしまうと、子宮内の赤ちゃんに影響します。夜間でも連絡できるように連絡先を確認しておきましょう。
また、臨月前の37週より前は、早産の可能性があります。時間を待たずに産院に連絡をしたほうが安心です。心配な時は検診の時以外でも医師に相談して、少しでも不安のない出産に備えてください。
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