「赤ちゃんに早く会いたい!」
そうは思うものの、陣痛への恐怖心も日増しに強くなります。出産への準備も完璧だし、読める参考書やネット情報は読みつくしたつもり。だけど・・お産への恐怖心は消えるどころか増すばかり・・・
「自分は痛みに弱い」「生理痛がひどかったから」「おしりが小さいから」「母親が難産だった」「すでに腰痛が耐えられない」などと理由をつけて、自分に難産をイメージしてしまう人も多いでしょう。でも初産の場合はとくにわからないことだらけ。「痛い」という先入観も手伝って、陣痛への恐怖心があることは当然なのです。
赤ちゃんと一緒に陣痛を乗り切ることをイメージしてみましょう。
おなかの赤ちゃんに「ベビも怖いよね、私も怖いけど、一緒に頑張ってみよう」と話しかけてみてください。そして「きっと大丈夫、誰でもみんな元気な赤ちゃんを産んでいるんだから」と自信を持ってください。
難産よりも安産をイメージしてください。
あなたのお母さんもあなたを産むときに、同じように不安な気持ちだったかもしれません。だけどお母さんも陣痛を乗り越えたからあなたが産まれたのです。そして今度はあなたの番、もう後戻りは出来ません。気後れすることはありません、だってすでにあなたはこうやって、立派に赤ちゃんを産もうとしているではありませんか!
あなたの身体はすでに10ヶ月近くも、おなかの赤ちゃんを育ててきたのです。あなたの心配とは裏腹に、あなたの身体(本能)は出産の方法をすでに見につけているはずです。大丈夫です、「案ずるより産むが安し」です。
あなたは安産をイメージして、陣痛中は優等生でいたいかもしれません。しかし陣痛中は誰かの目を気にする必要はありません。それどころか、あなたはそばにいる人に「私をじろじろ見ないで!」と頼むべきなのです。陣痛中はあなたは本能のまま行動するべきです、誰かにジッと見られていたり干渉されたりすると見張られているような気分になってしまいます。
陣痛中に優等生である必要はありません。陣痛の痛みや緊張を開放するために、今の自分の気持ちや、うめき声をどんどん口にしてみましょう。大声を出しても構いません。
ただし声を出すときには注意することがあります。おなかから振り絞るような低く長いうめき声の感じ(サウンディング)が、あなたを落ち着かせ活力を与えてくれます。反対に短くかん高いヒステリックのような声は、あなたを不安(パニック)にさせるということを忘れないでください。
パパが心配しないように、「聞いたことのない声を出すかもよ・・」と伝えておくとよいでしょう。でもそれは「陣痛を乗り切るための1つの方法なのよ」と付け加えておくとパパも安心です。
声を出すのと同様に、1つも場所にジッとしている必要もありません。どんどん自由に動き回って、自分が落ち着ける格好を見つければいいのです。陣痛中に1つの場所にジッとしていると、陣痛が長引く傾向があるそうです。陣痛中には勉強してきた体位を試してみる、身体を垂直に起こす、半分だけ起こす、それでも落ち着かなければ歩き回ってください。1つの場所にとどまっているよりも、ずっと効果があるはずです。
「陣痛の怖さで今にもパニックになりそう!」という人は、麻酔を使用する無痛分娩という方法もあります。日本では何故か、「苦労して赤ちゃんを授からないと、子どもへの愛情が薄くなる」なんて勝手なことを言う人がいますが、決してそんなことはありません。(帝王切開もしかり)
ただし無痛分娩にもメリットとデメリットがあります。痛みにパニックを起こす可能性がある人、合併症を伴う人など、お産にリスクがある場合は無痛分娩が向いています。その反対に、麻酔薬に副作用を起こしやすい人などは無痛分娩に向いていません。病院によっては無痛分娩を取り入れていないところもありますが、「どうしても陣痛が怖い」という方は、主治医と相談されるのがよいでしょう。
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