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つわりを理解してもらうための説明方法

妊婦さんとパパ

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妊婦特有のつわり症状を理解してほいいとき、どんなことに気をつけて説明するのか、どんな言葉を使えば相手に伝わりやすいかを、項目に分けてわかりやすく紹介します。

具体的な症状を挙げると伝わりやすい

つわりの症状

つわりと一言で言っても、症状は人それぞれです。自分の症状が当たり前のように理解されるとは限りません。

今、つわりで嘔吐感が毎日続いている人にとっては嘔吐が最もつわりで大変な症状だと感じているでしょう。でも、全く嘔吐感のないつわりを経験している妊婦さんもいるのです。

「気持ちが悪くなる」と言っても、胃がもたれる感じや、とにかく嘔吐感がこみ上げる感じなど様々です。実際に嘔吐してしまうのか、それとも嘔吐したくなるけれどできないのか、この2点だけでも対応は全く変わります。

例えば、実際に嘔吐してしまうつわり症状だと伝えておけば、急に席を外しても誤解を招きません。嘔吐したくなるけれどできない症状だと伝えた場合は、口に手をあてて黙り込んでも察してもらえます。

だから自分のつわり症状が具体的にどんな状態になるのか、ちょっと詳しく伝えるだけで相手も理解しやすくなります。周囲の協力や理解を求めたいなら、自分の状態を具体的に伝えるように心掛けてください。

いつ症状がでるのか

食事

妊娠中のつわり症状は、ただ「妊娠して、つらいんです」と話しても的が定まりません。相手に理解してもらうためには、どんな時につわり症状が強くなるのか話してください。

自分にとっては毎日当たり前のことでも、周囲にとっては異例の事態だったりします。

例えば、食事で考えても食前の空腹時・食事中・食後の3つに分かれます。食後に体調が悪くなりやすい場合は、あらかじめ相手に伝えておけばお互いに不要な気遣いを減らせます。

朝目覚めてすぐが1番つわり症状でつらい妊婦さんにとっては、起床や朝の支度がとても大変です。家族に伝えることで、自分だけの休息時間を作りやすくしましょう。

つわり症状にどう対処しているのか

妊婦さん自身が、つわり症状にどうやって対処しているか伝えておくことも大切です。

例えば、とにかく横になるのが1番ラクなつわり解消方法だったら、はっきり伝えておくことをおすすめします。嘔吐感があるから1人で席を外したいときも、前もって話しておけば

相手にとって、つわりで苦しそうにしている姿は「なんとか協力してあげたい」と思うことですが、実際はどうしたら妊婦さんがラクになるか解らないのが正直なところです。

つわり症状で苦しそうにしている人を見て、「大丈夫?」としか言えず、何をして良いのか解らないけど立ち去ることもできないという状況は、誰にだってもどかしいものです。先に伝えておけば、相手も協力しやすいのです。

意外と多いのが「話したくない気持ち」になることです。何にも伝えずに、つわり症状で無言になったり嫌そうな顔をするよりは、最初から「つわり症状が出ると話しにくくなる」と伝えたほうが失礼にはなりません。

周囲にどうしてほしいのか

周囲にどうしてほしいのか伝えることは、簡単そうで難しいことです。つわり症状が原因の「話したくない気持ち」を上手に伝えられずに、相手が「つまらなそうな顔をずっとしている!」と不快感を持つことだってあるんです。

「話したくない」「ひとりになりたい」「この場から移動したい」「早く帰りたい」といった気持ちを、相手に快く受け入れてもらうことは難しいものです。

そんな時は、つわり症状や自分の状態を説明するだけでなく、聞いてくれる相手への感謝もちゃんと言葉にしてみましょう。

以下に例を挙げておきます。つわり症状を心配してくれたりサポートしようと気遣ってもらえることへの感謝を忘れずに伝えましょう。

例は挙げましたが、自分の正直な気持ちや、感謝の言葉をそのまま伝えたほうが相手にも誠実な気持ちが伝わります。今後も仲良く付き合いたい相手ならなおさら、言葉で伝えることをおすすめします。

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