e-妊娠top 妊娠月別症状 妊娠4ヶ月 パパにお願いしたいこと

パパにお願いしたいこと

むくみ

妊娠週&出産カウントダウンの設定

妊娠4ヶ月の妊婦さんがパパにお願いしたいことを、パパと一緒に読めるようにわかりやすく説明します。妊婦特有の体調不良や不安な時に、パートナーの手助けがあると精神的にも安心して妊娠初期を最後まで乗り越えることができます。

話しを聞いてほしい

不安

妊娠初期は不安がいっぱいです。妊娠4ヶ月になると、つわりが落ち着き始める人もいるから「もう次は安定期だし大丈夫」と思うでしょうが、これは体調が大丈夫だということ。

改めて、体調がよくなったら今度は現実的に妊娠や、これからのスケジュールを考え始めます。なにもかもが予定通りにいくかわからないので、とても不安になる妊婦もいます。初産の場合は産院にいくだけでも初めてのことだらけです。

妊娠初期のほうがとっても不安を感じやすいということを、知ってほしいです。お腹が膨らむ前だからこそ、赤ちゃんが成長しているのかもわかりにくく、妊婦自身はとても心配になるんです。

パートナーであるパパが話を聞いてくれたら、とても安心するし心の支えになります。特に積極的なアドバイスがなくても、話すことで気持ちが落ち着きます。

同じ食事が続くかもしれません

つわりと料理

「妊娠した途端になまけている」「妊娠した途端に料理の手を抜いている」と感じたら、それは甘えではなく、つわり症状かもしれないと考えてほしいです。

あまりキッチンに立てないときは、惣菜や冷凍食品を活用するのも、不快症状を乗り切る方法の1つです。「今からこんなにできなくて大丈夫?」と思うかもしれませんが、妊娠5ヶ月で安定期に入ってからのほうが日常生活はできるようになります。

安定期にはいって落ち着くまでは、手抜き料理も大目に見てくださいね。

偏食になることがあります。

不思議なことに妊娠すると好みの味も変わったり、好きな食べ物が変わることもあります。パパの好みに合わせることができずに、妊婦だけ違う食事をする場合もあります。

周囲からみたら「赤ちゃんのためにもちゃんとした食生活をしてほしい」と思われるかもしれません。

ただ、無理に食べずに、「今食べられるものを自由に食べさせてほしい」というのも妊婦の本音です。

ホルモンバランスが変わって、妊娠初期は妊婦の体も試行錯誤している状態です。妊娠特有の味覚変化なので一時的なものです。

どんなに寝てもダルイんです

眠い

妊娠初期によくある症状は「寝ても寝ても寝足りない」と感じる症状です。安定期にはいったら解消する妊婦もいれば、お産まで続く妊婦もいます。

いつもすぐに眠くなるから「だらけている」「一緒にいてつまらないの?」なんて勘違いをされやすいです。けっして、そんなことはありません。妊婦の眠気は我慢できるものではないので、どんなに頑張っても少し眠らない限りは解消されません。

もしも眠気が強いときは、時間に関係なく睡眠をとることもあると理解してください。

タバコの煙を遠ざけてほしい

たばこ

妊娠初期の喫煙は、流産をひき起こすきっかけの1つとも考えられていますが、これは妊婦自身が喫煙した場合だけではありません。妊婦自身が喫煙していなくても、誰かの喫煙の煙を吸うことは喫煙と同じことです。

こうした煙を「副流煙(ふくりゅうえん)」と呼びます。妊婦自身でなく誰かの喫煙の煙を吸ってしまうことは「受動喫煙(じゅどうきつえん)」と呼びます。どちらの単語も、お腹の赤ちゃんには嬉しくない単語です。

受動喫煙でも、低体重児が生まれる可能性が否定できないと言われています。つまり妊婦自身でなく、妊婦の周囲の空気もよくしてほしいのです。

喫煙者だけが気をつけることではありません。妊婦も、自分で移動したり考える必要があります。いずれ赤ちゃんも生活するので家庭ではどうするか、喫煙者がいる場合は家族で決めておきましょう。

まだ妊娠を告げたくない気持ちもあります

妊娠

妊娠初期は、赤ちゃんも成長し始めたばかりで臓器や器官が未発達です。実は妊娠4ヶ月頃までは、妊娠を継続させるには不安定な時期なのです。

だから、安定期まで妊娠を公表したくないと考える妊婦もいます。これは万が一のことを考えて、不要な期待や心配をさせたくない気持ちも含まれています。

安定期にはいると妊娠継続の可能性がかなり高くなります。だから安心して周囲にも話せるのです。特に健康面で不安のある妊婦や、妊娠継続に自身のない妊婦のばあいは慎重になります。

妊娠4ヶ月になって「嬉しいことなのにどうして公表しないの?」と不思議に思っているパパは、ママのそんな気持ちも知ってほしいです。

もしも妊娠を継続できなかった場合は、女性として体に欠陥があるとも責めかねません。そのイメージがずっと付きまとうこともあるのです。ここは女性の希望を尊重してほしいところです。

\ Pic Up /