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妊娠1ヶ月(妊娠0週~3週)/日常生活

赤ちゃんと手

妊娠週&出産カウントダウンの設定

妊娠を心待ちにしている人や、毎月の生理が規則的にある人は少し生理が遅れると「赤ちゃんができたかも」と思う事でしょう。しかしこの時期はまだ妊娠の自覚症状はほとんどありません。

妊娠1ヶ月とは、最終月経開始日から次回生理予定日をいい、前半の2週間はおなかに赤ちゃんが存在していません。

誰しも妊娠には不安が付きまといます。またそれぞれの環境によって違った思いで妊娠にぶつかります。赤ちゃんを強く望んでいた人もいれば、予定外の出来事に戸惑う人もいるでしょう。

しかし共通することは「妊娠してるかも?」と思ったら、なるべく早めに最低限の知識をつけることです。妊娠初期には注意することがたくさんありますが、だからと言って根拠のないものにまで不安になる必要はないのです。

日常生活で気をつけること

たばこの影響

たばこが赤ちゃんに悪影響を与えることは、はっきりと医学的に証明されています。もしあなたが喫煙していて妊娠の可能性があるなら、すぐに禁煙を始めてください。

喫煙が赤ちゃんに及ぼす最も大きな影響は出生時の低体重です。これによって未熟児出生のリスクは非喫煙者に比べると2倍以上に増えるときがあります。

アルコールの影響

たまにコップ1杯程度を飲むのは問題はないとされていますが、少量でも毎日飲むと赤ちゃんの中枢神経に影響があります。 妊娠の可能性があるときはなるべく控えるべきでしょう。

多くの人が「妊娠に気づく前にアルコールを飲んでしまったと」と、後悔します。しかし妊娠超初期のアルコールが赤ちゃんに影響することはまずありません。大切なのは妊娠中のこれからのアルコールを控えることなのです。

カフェインの影響

コーヒー、紅茶、日本茶に含まれるカフェインを大量に取ると赤ちゃんに影響が出ます。具体的には1日に2~3杯程度なら平気とされています。カフェインがほとんど含まれていないお茶はハーブティー、麦茶、番茶、ウーロン茶などです。

薬の影響

薬が赤ちゃんに影響を及ぼす事はまずありません。しかしゼロではありませんから極力はさけるべきです。薬の服用で赤ちゃんに影響がでやすいのは妊娠4~9週で形態異常が起こる場合があります。薬が必要な場合は市販薬はさけ産科医に相談します。もし医師の対応に不安が残るときは他の産科医に相談してもいいでしょう。

レントゲン検査

現在のレントゲンの放射線量が、赤ちゃんに影響する事はまずありえません。しかし心配の種を増やすのは賢明ではないので、妊娠の可能性がる時にはレントゲン検査は控えてください。

運動やスポーツ

今までやってきた運動やスポーツなら何も問題がありません。ただいきなり過酷なスポーツや行事に、参加するときもあるでしょう。そんなときは自分の体調面と相談することが大切です。

不規則な生活

母体にも影響が出るほどの不規則な生活はいけません。それ自体が流産を引く起こすことは少ないでしょうが、切迫流産(流産しそうな状態)のときに流産に進行してしまうことがあります。

重い荷物

この妊娠1ヶ月の時期に、妊婦さんのように過ごすことは少し無理があるかもしれません。重い荷物に気をつけることはいいことですが、まだ妊娠しているか分からないのですから。

旅行

思いっきり楽しんでくるといいでしょう。妊娠しているかどうかわからないのに、行動範囲を狭める必要はありません。ただ行き先で具合が悪くなったときには、無理をしないことが大切になります。

刺激の強いもの

刺激の強い家庭用洗剤や、殺虫剤はなるべく使用しないようにします。その他には、石鹸や化粧品、通っているエステなどにも刺激の強いものがないか調べてみるといいでしょう。妊娠の可能性があるときには、なるべく低刺激のものを使うことがポイントになります。

この頃出来ること

妊娠検査薬

妊娠検査薬は3週ごろ(生理予定日前)には陽性になる場合もあります。しかしその商品の使用時期が正しくないと「間違った陽性反応」が出てしまうことがあります。赤ちゃんが欲しい人の間では「フライング検査」と言っていますが、妊娠検査薬は使用時期を守って使用することをお勧めします。

産婦人科

もし、妊娠検査薬で陽性反応が出たとしても、この時期には産婦人科に行っても何もわかりません。産婦人科に行っても胎のう、胎芽が見えるまでははっきりした事はわからず、「様子を見ましょう」と言われてしまいます。

そんな意味からも妊娠検査薬を使用するのは生理が遅れて1週間以上を目安にしたほうがいいでしょう。ただ妊娠が認められなくても母体の異常がわかるときがあります。体調面で不安がある場合は早めに産婦人科で受診をするべきです。

基礎体温

排卵日を知りたい人は月経開始日から基礎体温をつけるといいでしょう。基礎体温は毎朝安静時のときに測ります。卵胞期には低温、黄体期には高温を示す曲線になります。排卵は普通、月経開始から2週間たったころで、排卵があれば基礎体温は高くなりますし、妊娠するとそのまま高温が続きます。

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