妊娠初期は、体調の変化に伴う便秘が多く、お腹の膨らみは目立たないものの便秘に悩まされる時期です。
妊娠初期につわりで苦しむ妊婦さんも多いと言いますが、実は妊娠と同時に便秘に苦しむ妊婦さんも多いのです。
便秘といえばお腹、しかし妊娠でお腹には小さな赤ちゃんがいます。ぐりぐり押したり、マッサージ機をあてることのできない妊婦のお腹は外からのマッサージによる刺激を控えなければいけません。
そうなると、妊娠前に効果を発揮していた便秘解消マッサージができなくなったりと、今まで通用していた便秘解消法が使えなくなることがあります。
妊娠初期の便秘の原因は、ママの体自体が妊娠によって大きく変化していることです。細かくは人それぞれですが、妊娠によって何かしら変化が起きている体が、急に便秘になることは珍しくありません。
妊娠初期は、つわりで苦しみ始める時期です。まだ、体調の変化に対応できないので、つわりも、普段以上につらく感じます。
食べづわりになると、常に口の中に食べものや飲み物を入れておかないと、口の中が気持ち悪いと感じます。飴や炭酸を飲みたくなる人もいれば、水でうがいばかりする人もいます。
つわりの苦しさを軽減するために食べるとなると、栄養よりも食感や香り、どれだけ辛さが解消できるかのほうが重要視されます。
炊きたてのご飯の湯気のにおいは、普段なら食欲をそそるものですが、つわり中は吐き気や嫌悪感をもってしまう食べものの代表でもあります。そのため、便秘になりやすい人が食生活まで考えることはかなり大変なことになってしまいます。
何を食べても吐き気がしてしまい、食欲自体が減少する人もいます。本当は妊娠初期は赤ちゃんの成長が始まっているので、栄養バランスをしっかり摂るべき時期ですが、つわり症状がひどいと口にするのも苦痛になる時期があります。
妊娠初期につわりになると、こうした食事に対する考え方の変化がおきやすいので、なかなか便秘解消を最優先する食生活が考えられなくなります。
妊娠初期は眠気が目立つ時期です。普段と比べても異常なくらい我慢できない眠気が毎日続き、不思議に思って妊娠検査薬を試すと陽性反応が出ていたというケースも耳にします。
なぜ、運動不足から便秘になるのかというと、腸の運動が活発にならないと排便が積極的に行われないからです。腸の運動が活発にならないと排便できない便が溜まって便秘になってしまいます。
妊娠するまで定期的に運動をしていたり、よく歩いていた人が妊娠をきっかけに急激に運動量が減った時は、運動不足から便秘になることがあります。
特に腹筋は腸を動かす時に必要な筋肉です。腹筋が衰えると、腸を動かす力が弱くなってしまいます。
妊娠初期は、妊娠で変化する自分の体や生活に疲労やストレスが生じる時期です。
妊娠による喜びと同時に、これから変化する自分の体や生活、お腹の赤ちゃんの成長には不安を感じることもあります。
一見、ストレスと便秘は無関係に見えますが、ストレスは腸の運動に関わる自律神経に影響を与えるので、全く無関係とは言えません。まじめで几帳面な人が便秘になりやすいという話は、こうしたデリケートな理由から考えられているのです。
妊娠初期から便秘になると出産まで心配が続きます。焦らずに、自分なりの対策を練ってみましょう。
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