女性の便秘原因を、わかりやすく解説します。便秘を繰り返す原因は人それぞれですが、原因がわかれば便秘解消に一歩近づくことができます。生活習慣や食生活、1日を振り返って便秘原因を探りましょう。
便の状態が硬かったり、コロコロしていたり濃い茶色になっている場合は水分不足が原因の便秘だと考えられます。
水分不足になるとコロコロ硬い小さなうんちが、小分けになって出るようになります。便意はあっても少量ずつしか出ないのでスッキリしません。
もし腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)の異常で、腸をすんなり通過できなかった場合も排便まで時間がかかって、便の水分が腸壁に吸収されて硬くなってしまいます。濃い茶色の時は腸に異常がある便秘を疑います。
妊娠中はホルモンの働きで、体内に水分を蓄えようとします。だから通常よりも水分を求めています。食欲がなくても水分摂取だけは続けてください。
妊娠中は、流産を予防するために排尿・排便をコントロールする括約筋(かつやくきん)を収縮させる働きがあります。
その影響で妊婦はさらに便秘を継続してしまいます。しかも出産の為に骨盤は開いているので、そこに水分や脂肪が溜まりやすく、腸の働きの妨げを作りやすいのです。
便の色が黄色よりならば野菜や食物繊維の影響を受けています。濃い茶色や暗い色の場合は、肉類が多めで腸内の滞在時間が長かった可能性があります。
野菜や食物繊維、水分を沢山摂取していれば腸の働きを活性化してくれます。でも妊娠中はつわりや食生活の変化で、栄養バランスが崩れがちです。
ちなみに妊娠中は関係ないかもしれませんが食事制限の厳しいダイエットも、便秘になりやすいようです。食事がすくないことで腸が活躍しない日々が続き、蠕動運動が低下してしまうことが原因です。
妊娠中は食生活の見直しが、便秘解消に役立ちます。下剤や薬に頼らない便秘解消方法が、妊婦にとっては1番安心だからです。
運動不足は妊娠中に限らず、便秘の大敵です。運動をすることで血流がよくなり、全ての機能が活発化します。特に水泳や水中ウォーキング、ストレッチで負担を少なく腹筋を鍛える運動は、排便をスムーズにするポイントです。
妊娠中は生活全般において、動くことが減ったり、運動不足になりがちです。かといって激しい運動や長時間体を動かすことは、お腹が張ったり負担をかけるので避けたいものです。
精神的ストレスは排便にも影響します。妊娠中は精神的に過敏になりがちです。普段なら聞き流せる他人の言葉が引っかかったり、些細な不安がつきまとって落ち込みやすい時期でもあります。
こうした不安やストレスは腸の働きを過敏にして、過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)をひき起こすことがあります。お腹が痛くなるのに、排便ができない症状もあります。逆にストレスで便秘が下痢に移行するケースも考えられます。
過敏性腸症候群になると、検査で腫瘍やトラブルが発見されないのに便秘や下痢が繰り返されます。病気といっても精神面のケアが重要なので、生活習慣の乱れや不安要素を解決することが必要です。
便秘を解消する簡単な方法に便秘薬の使用があります。ところが、何度も便秘薬や下剤で排便を促していると、腸や体が自分で排便を促す働きをしなくなってしまいます。
薬の長期的な乱用では、治療のための薬で胃や腸が荒れてしまうケースもあり、便秘薬は市販で手軽に手に入れやすいものの、取り扱いには十分な注意が必要だとわかります。
もちろん、妊娠中は赤ちゃんへの影響を避けるため、薬の使用は避けます。一時的な利用でも、便秘薬や下剤は使用できません。
意外なところでは、排便を我慢しすぎることが便秘の原因になることもあります。
女性は人前で尿意や便意を我慢する傾向にあります。ことに妊婦は大きなお腹で利用できるトイレが無ければ、我慢したくなることもあります。
しかし、そんなことを繰り返すうちに我慢がクセになって、便意を感じるまでに時間がかかるようになってしまいます。
妊娠中期以降は便意よりも頻尿に悩む妊婦さんが増えます。頻尿も我慢しすぎは腹部に緊張感を与えてしまって危険です。
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