卵子とは、赤ちゃんの原型となる卵のことです。卵子となる細胞はママのおなかの中にいる胎児のときにはすでに作られ始め、産まれたばかりの赤ちゃんのときにはすでに約200万個の原始卵胞(卵子を包んでいる殻のようなもの)が存在しています。参考図:不妊治療ガイダンス第3版から引用
原始卵胞は思春期を迎える頃には約20万~30万個程度(ピーク)になり、1回の排卵に向けて10個程度の卵子が成長していきます。
しかし1度の排卵で最後まで成長するのは1つの卵子(主席卵胞という)で、残りの卵子は全て消滅してしまいます(1つだけの卵子を排卵させることで多胎妊娠を防いでいるわけです)。
卵子には数に限りがあり、年齢と共に排卵に向けて成長する数も少なくなっていきます。そして50歳ごろになるとわずかに残っている卵子は成長することをやめ閉経することになります。
卵子:ovum
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