年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...
子宮卵管造影検査は本当に痛いのか、e-妊娠に寄せられた経験談をピックアップして紹介します。体験談からは、実際に体験しないと解らない痛みと同様に感じるメリット、痛みの解消方法がわかります。
子宮卵管造影検査(しきゅうらんかんぞうえいけんさ)とは、膣から子宮頸管(しきゅうけいかん)を通して造影剤を注入して、子宮腔の形や状態、卵管の詰まりがないか等をX線で撮影する検査です。
子宮の様子や卵管の状態は、自分では確認することができないので妊娠したい女性にとっては卵管造影は有益な検査と言えます。
ただ、「痛かった」という感想が広く知れ渡っているので、興味はあるけれど怖くて検査を躊躇している女性が多いようです。
「痛みのせいで手に力が入り、終わったあと手が震えて硬直しました。 「お腹が痛い」と訴えると看護師さんがロキソニンを飲ませてくれました」・・・コナさん。
コナさんの場合は、造影剤を流すためのチューブ挿入で痛みを感じたそうです。痛みから手に力が入って、検査後もベッドで休ませてもらいました。
薬を処方されたからでしょうか、結果を聞く頃には痛みがほとんどなくなり、痛いのはほんの少しの間だったそうです。
そんな時に先生が声をかけてくれたり、看護師さんが手を握ってくれたことが心を落ち着かせました。
確かに「痛い」と聞いていると、緊張して痛みを感じやすくしているのかもしれませんね。
「腹式呼吸で深呼吸すると、自然と下腹部の力が抜けました。私の場合、空腹だったのも良かったような気がします」・・・ひつじさん。
ひつじさんの場合は、40代の人工授精を考えた時に、卵管のつまりをみることは必須だとアドバイスされて卵管造影検査にのぞみました。
生理痛で食後の痛みが強かったひつじさんは、卵管造影検査が生理痛の痛みに似ているとの情報から、食事を控えて検査を受けました。
腹式呼吸でリラックスしたり、造影剤を注入するチューブがやわらかいと言われている病院を探したり、痛みや不快感を減らす対策を考えてみるのも良いですね。
「受ける前まで不安で不安でキャンセルしようかと何回も思ったくらいですが陣痛よりはましと言い聞かせ、赤ちゃんがきてくれることを信じて頑張りました。結果異状なしでしたので受けてみてよかったです」・・・よしみさん。
痛みを承知で卵管造影検査を受ける時は「お産の痛みに比べたら」と自分を励ますことがあります。お産は陣痛から数えたら何時間かかるかもわからないので、それよりも短時間で終わる検査は頑張れるはず、と考えるのです。
それから「受けてみてよかった」という感想も、意外と多いんです。それだけ卵管造影検査を受けた多くの女性が、自分の卵管や子宮への不安が減ったり、妊娠への希望を感じているのでしょう。
「いいところも悪いところもわかるし、今後の方針も考えることができるし、前進することができると思います」・・・まるさん。
検査当時26歳のまるさんは、2年弱のタイミング後、不妊専門の病院でおこなった超音波検査で子宮のポリープを疑われたそうです。
造影剤はきつい生理の痛み、造影剤の流れる痛みよりも1番違和感があったのは、器具の出し入れでした。
まるさんは、子宮のポリープに対する不安もありましたが、はっきりとわかったことで今後の計画や心構えができるようになりました。
確かに、なんの問題もないことがベストですが、卵管造影検査をしなければ確定できなかったトラブル症状もあるので、結果はどうあれ妊娠に向けて1歩前進したことに変わりはありません。
卵管造影検査は、他の検査と違って妊娠を考えている女性の中でも、さらに検査を希望している人しか行いません。そのため、もともとの基礎知識が乏しく、卵管造影検査が気になってやっと調べる人も沢山います。
「痛かった」「涙が出てしまった」「しばらく立てなかった」なんていう、ちょっとドキッとするような感想は気になってしまいますね。どんな痛みなのか気になると、痛みに関する感想ばかりを調べてしまいます。
でも、投稿された経験談の最後の方には「痛みはあったけどやって良かった」というような感想も多く載せられています。
だから、これから子宮卵管造影検査の投稿を読む時は「痛みを感じた後、けっきょく卵管造影検査のことをどう思っているのか」も気にしてみましょう。他にも痛みを感じた人が、どうやって痛みを軽減させたのかも興味深いところです。
参考:e-妊娠「子宮卵管造影検査体験談」