e-妊娠top 不妊治療と不妊症 卵管造影検査体験談 2009年 なめくじさん

子宮卵管造影検査 なめくじさん

うつ伏せで寝る赤ちゃん
基礎体温チェック
基礎体温作成

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  • おなまえなめくじ
  • 年齢39
  • 治療期間1ヶ月
  • 検査費用1950円

卵管造影検査を受診するきっかけ

今まで1度も卵管造影検査を受けたことがないと担当してくださったお医者様(女性の先生でした)にお話しましたところ、「噂で痛みが伴うと聞かれたことがあるかも知れませんが、1度この検査を受けて卵管の通りを確認し、流れを良くしてあげることで妊娠に結びつく例もありますよ」という説明を受けました。

決して病院側は強制することがなく、いつでも検査を希望する時に受けられると聞きました。私は少しでも早く検査を受けてみたいと思い、月経開始した当日に造影検査の予約を取りに病院まで走りました。

卵管造影検査の進行と感想

月経周期6日目の午後1時50分に造影検査を予約してありました。当日は朝7時までに軽めの食事をとる、その後は絶飲食でお願いしますと説明を受けていましたが、朝起きたのが遅くなり、結局朝の8時ごろに小さめのおむすびをひとつ食べてしまいました。

午前中は娘の付き添いで子供工作教室に参加、日頃は朝をしっかり食べている身にとって、絶食で午前中を過ごすのは辛かったです。幸い、実家の母の応援があり、2人で娘の相手をしたので負担は少なく、何とかなりました。

母と娘をファストフード店に連れて行き、お昼を食べてもらい、その間別の用事を済ませ、昼食を摂った2人を迎えに行き、その足で病院へ向かいました。予定の時刻より10分早く到着し、血圧測定、予め自分と主人の署名捺印した承諾書、基礎体温表を看護師さんへ提出。

検査着に着替え(下半身のみ下着を脱いで上半身はTシャツを脱がないまま上から検査着をはおる、検査着はおなじみの膝丈の長さの、形は浴衣のようなもの)、検査台の上に仰向けで横になりました。ずっと若い看護師さんが世間話をして下さり、私の緊張を解きほぐしてくれましたが先生がなかなか現れず、待っている間かちこちになっていました。

予定より20分以上後に先生が来られて検査が始まりました。内診台にあるような目隠しカーテンはなくオープンな状態で、先生の姿が真正面に見え、この日の先生は男性の先生でしたので後で考えると気恥ずかしいのですが、造影剤が膣から徐々に入ってくると、おなかが圧迫されました。

汚い話で恐縮ですが放屁したくなり、でも検査中は我慢しなくてはと必死にこらえました。2度目の造影剤が入ってくるときは、本当に下痢のときのおなかの緩くなって、でもゆるい便を出ないようにこらえる時の痛みに近く、声に出して「イタイ、イタイ・・・」と言ってしまいました。

先生は慣れた様子で、私の右横にあるモニター画面を凝視して、タイミングよくレントゲン撮影の指示を看護師さんに出していました。検査は10分とかからなかったように感じました。

終わった後、造影剤の残りか血液かはわかりませんが、何かどろっと膣から出ましたが、その後は何ともなく、持参した生理ショーツにナプキンをあて、着替えを済ませて待合室へと向かいました。

およそ20分後、診察室で自分のレントゲン写真を見ながら説明を受け、卵管ってこんなにくねくねとしているものなのねと思い、不思議な印象を受けました。特に詰まりなどの異常もなく問題はないですよと先生から結果の説明を受け、ほっとしました。

最後に、卵管の通りは良くなっていると思いますので今月からは期待しましょう、と先生から励ましのお言葉をいただき嬉しく思いました。会計を済ませ、特に普段通りで気分も悪くなりませんでしたのでクリニックを出て駐車場へ。

運転は自分でせずにタクシーか他の方に運転をしてもらうようにと予め説明を受けていた為、母に来てもらっていたのにも関わらず、普段の調子で運転席に乗り込み、自らハンドルを握って家路についてしまいました。

途中で気が付き、母に運転を代わってもらおうと思いましたが、結局そのまま家に着いてしまいました。何もなかったので良かったのですが、母に運転をしてもらったほうが良かったと反省しております。急に気分が悪くなったり、体調が崩れることも十分あり得ることでしょうから。

今後の人へのメッセージ

私は、実はこの卵管造影検査の話を知人から4〜5年ほど前に聞いて、それほど痛いのなら不妊治療に通うのはよそうと思った程でした。

でもこの検査は不妊治療の1つでしかなく、特に私のかかったクリニックでは強制する雰囲気もなかったので、かえって受けてみようと積極的になれたのかもしれません。

看護師さんの話によると個人差があるそうなので、痛みについての話は半分に聞いておいていいと思います。それよりも、その後の妊娠率が上がるかもというささやかな期待に明るい気持ちを持って通院できている自分に、この検査を受けてよかったと思えています。

機会があれば、皆様も1度検討されるのもよろしいかと思います。

過去の卵管造影検査 体験談

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