←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
子作り解禁し、基礎体温から排卵を予測してタイミングを取っても1年間妊娠しなかったことや、以前から生理不順気味だった為、不妊症検査を一通り受けてみることにしました。
1周期目の周期8日目に予約を入れましたが、医師から十分な説明を受けていなかったことで不安もあり、次周期に延期しました。
他クリニックの医師にも相談し、造影を行うことが今後の治療に不可欠であることを納得し、痛みに対する心の準備を十分したうえで、次周期の生理周期10日目に子宮卵管造影を行うことに。
治療の説明は、検査の1週間前にホルモン検査のため受診した際に医師から口頭のみで説明。同意書へのサインなどは一切なし。
方法・痛みについて、造影剤アレルギーの可能性について等、さらっと説明されました。自分も夫も医療従事者のため、しつこく根掘り葉掘り質問しました。
痛みについては「はっきり言って、個人差はありますが、痛いです。でも9割の人が、特に痛み止めを使わずに検査終了出来ていますよ」と説明されました。
・検査当日
食事制限、痛みどめの服用などの指示はなし。
土曜日だったこともあり、夫と車で来院。
10時からの検査だった為、朝食は自分の判断で軽めにしました。
(吐き気を催すことがあるそうなので)
検査技師さんとレントゲン撮影室に入り、下半身裸で撮影用の平らな台に横になり、足を開いて先生を待ちました。患者が多く忙しかったのか、10分程その状態で先生を待ち、下半身からつま先がすっかり冷えてしまいました。
先生が来たら慌ただしく器具を膣内に挿入。子宮に器具を挿入する時、子宮の入り口を摘ままれた感覚は分かりました。が、普段の内診と同じような感覚でした。
その後、「子宮内でバルーンを膨らませますよ。」の声と同時に子宮の辺りをドーンと圧迫されるような痛みが。「これは結構痛いな〜。」と思いつつも、まだモニターを見る余裕はありました。
その後、造影剤を入れ始めた途端、下腹部にものすごく酷い生理痛のような痛みが一気に来て、歯をくいしばって耐えました。呼吸をして、リラックスを試みました。
モニター上の画像を説明してくれましたが、それどころではないという状況でした。生理痛で痛み止めを飲む事もある私ですが、今回の痛みは経験したことのない痛みでした。
痛みのマックスは30秒程でした。
撮影後、すぐに器具を抜去。この間、部屋の移動はなし。
1時間後の撮影(腹腔内への造影剤の広がりを見る為)まで、待合室で待ちましたが、重い鈍痛が続く為、座薬をもらって自分で入れました。2度目の撮影は着衣のまま、立位で行いました。
翌日の撮影などはなく、1日で全て終了しました。
・子宮卵管造影は体内に造影剤を入れることや、程度の差こそあれ痛みを伴うということから、体にとって影響の大きい検査だと思います。自分にとっての必要性を納得した上で、わからないことは医師に聞いて、クリアーにしてから受けることをお勧めします。
・緊張した心理状態で硬い検査台の上で待つのは、体も冷え、それだけで痛みが増強しそうでした。できることなら、朝1番の診療開始直後に予約を入るとよいかもしれません。
・痛みの感じ方は人それぞれのようですが、ある程度痛いと思って覚悟して行けば案外我慢できるものでした。出産はもっと痛いと思いますし、検査後のゴールデン期間というご褒美を含めると、私は受けて良かったと思っています。
実は検査の結果、卵管の癒着やつまりはないものの、腹腔内になんらかの癒着の可能性を指摘されました。不妊に直接大きな要因になるものではないそうですが自分の体のことがはっきりして、むしろすっきりしました。
今後に向けて、前向きに頑張っていこうと思います。