←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
子作りをはじめて2周期目で妊娠反応陽性。しかしその3日後に普通に生理が始まり化学流産という結果に。しかも2ヶ月連続で。
その後1年間、自己流でタイミングをはかっていましたが妊娠する気配なく、「私は不妊症なのでは!?」と思い始め産婦人科を受診。
基礎体温を見た医師より「排卵もしているようだし、タイミングもあっているのに1年間妊娠しないのはやはり何か原因がある」と言われ、すべての不妊検査を行うこととなり、卵管造影検査を受けることとなる。
体験談から「卵管が詰まっている人はかなり痛い」という情報を見ていたので、怖くて怖くてたまりませんでした。
私が通っている病院は検査前の痛み止めは使用しない方針であることを聞いていたので、検査の1時間前と30分前に自己判断で手持ちのロキソニン(痛み止め)を1錠ずつ内服していきました。
レントゲン室の板のようなベッドに横になり処置が始まりました。クスコ?を挿入され、造影剤を流す管を挿入されるときも痛みはありませんでした。
先生が「バルーンを膨らましますね」と言った瞬間、ツーンとした痛み(生理痛の痛みとも違う表現できない感じ)と、おなかを下したときのような足が氷のように冷たくなる感覚があり、「これ以上痛くなったら辛いかも」と少し弱気になりましたが、心の準備をする間もなく、「造影剤入れていきます」と言われ検査開始。
いつこれ以上の痛みが襲ってくるのかと怖かったので、ずっとふぅ?ふぅ?という呼吸をして体の力を抜くように努めていました。
だけど痛みのピークはバルーンを膨らませたときで、造影剤を入れはじめると、どんどん痛みが軽減し始めました。
先生が「細いところに造影剤入っていきます」といったので覚悟をしましたが、全然痛くありませんでした。最後の3枚目の撮影が終わると「はい。終わりです」ということであっという間に終了。
管を通すところから考えても10分もかからない検査だったのではと思います。検査後もケロッとしており、すぐに体を起こして待合室で座っていました。
私が使用した造影剤はリピオドールという油性のものだったのですが、なぜか翌日のレントゲン撮影はなく、検査中に撮影した画像だけで、その日に検査結果を説明していただきました。
ネットで「痛い」「痛い」という意見がたくさん書かれているので、どうしても恐怖心を抱いてしまう検査だと思います。
実際、痛いか痛くないかという二択での質問があったとすれば「痛い」という答えになってしまいます。
だけど私の場合、覚悟していた痛みとはほど遠く、ちょっと拍子抜けするくらいの痛みでした。また受けなくてはならないとしても、今度は緊張することなく受けられると思います。
結果は「左右とも卵管は通っているけれど、左の卵管はつりあがっており拡散も悪いので癒着している。右の卵管もところどころ細く、妊娠できないとは言わないけれど妊娠するにはかなり厳しい環境です」ということでした。
その上、私は多のう胞性卵巣で周期はばらばらだし、年に2?3回無排卵になります。主人の検査もしていただいたのですが、重度の精子無力症と重度の乏精子症と診断されました。おまけに奇形率も高かったです。
不妊検査をすべて行い「自然妊娠はまず無理。人工授精・体外受精適応だけど、まずは人工授精からしていきましょう」という最終結果が言い渡されました。
だけど、卵管造影検査をしたその周期に妊娠したんです。しかもまさかの自然妊娠です。もちろん、検査をすればみんなが妊娠できるとは思っていません。
だけど、自然妊娠は無理といわれた人が妊娠できたという事実もあるということで、少しでも希望を持って検査を受けてもらえたらと思い、投稿させていただきました。