←こんな基礎体温表を簡単作成。自分の基礎体温と妊娠した人たちとのシンクロ検索が可能
ネット上の「妊娠」に関連するキーワードで、「妊娠初期症状」というのは最も多く検索される言葉の1つです。なぜなら妊娠を望んでいる人、あるい逆の人、また現在妊娠中の人にとっても興味深い言葉だからでしょう。
しかしまず知っておきたいことは、「妊娠すれば皆に同じ症状」が出るわけではありません。例えば便秘になる人が多いですが、逆に下痢気味になる人だっています。おっぱいが痛いほど張ってしまう人もいれば、まったく影響がない人もいます。
また妊娠10週近くになってもほとんど症状がなく、「本当に私は妊娠しているのかしら?」と悩んでしまう人もたくさんいるのです。
「妊娠しているか?」を判断する1番正確な方法は「妊娠検査薬」です。使用時期をしっかり守り正しい使い方をすれば、その正確性は100%に近いものがあります。
ただ妊娠を気にする人は、検査薬の使用時期前に「初期症状」を気にかけます。そして1つでもそれに当てはまれば「妊娠しているかも?」と、不安になったり喜んだりしてしまいます。
掲示板の書き込みでも思い込みが激しい人をたまに見かけます。まだ妊娠とはとても判断できない状況なのに、「私はまず妊娠していますが・・」と、すっかりもう妊婦の気分になっているのです。
妊娠初期症状を強く気にすることは、実はあまりいいことではありません。なぜなら女性はホルモンバランスが崩れやすく、考えすぎることによっていつもと違う症状が出てしまうことがあるからです。(想像妊娠)
妊娠を気にする人は「妊娠初期症状」はあくまで参考程度に考えて、妊娠検査薬を正しく使用することが大切です。それまでには不安になることも多いと思いますが、症状だけでは例え医師だって正確に判断することは出来ないのですから。
またすでに陽性反応が出ている人は、今後の赤ちゃんの成長に伴い様々な症状が出始めるはずです。しかしその時期や感じ方は本当に人それぞれで、他の人と感じ方が違っていても何ら不思議なことではありません。
かなりの個人差がありますが、生理予定日前に目立った妊娠の症状が出る人は少ないようです。一般的には、生理予定日を過ぎてからその後の1週間くらいで出始める人が多いようです。
1番の理由はホルモンバランスの変化です。女性は妊娠することによって、ホルモンの分泌が大幅に変わります。そして眠気や疲れ、つわり、おっぱいの張りなどの症状が出やすくなります。
そして赤ちゃんが成長してくると、今度は子宮の増大が理由のさまざまな症状も出てきます。(頻尿、便秘、恥骨の痛みなど)
赤ちゃんを強く望んでいたり勉強熱心な人が、この悩みにぶつかることが多いようです。妊娠すれば必ず症状が出始めますが、その時期や感じ方には個人差があります。
太っていたり痩せていたりでもその感じ方は違います。また感じ方は人それぞれで、例えば微熱があるときに、それを早めに感じる人もいればもっと悪化しない気づかない人もいるのです。
また「妊娠」ということに強く体が反応することもあります。その症状の代表例は「つわり」ですが、全くつわりがないという人もいれば、症状が悪化(妊娠悪阻)して入院が必要になるケースだってあるのです。