全体の9割以上の人が妊娠検査薬を使用して妊娠を確認しているようです。妊娠検査薬についての詳しくは妊娠検査薬、妊娠3週、妊娠4週でも説明していますが、ここでも簡単にまとめてみたいと思います。
受精卵が骨盤内のどこかに着床すると、「hCG」というホルモンが尿や血中に現れるようになります。妊娠検査薬はこの「hCG」の分泌量を調べるもので、ある一定ラインを超えると陽性反応が出る仕組みになっています。
現在市販されている妊娠検査薬は、生理予定日から1週間後(5週)に検査できるタイプのものは、「hCG」が50mIU/mlで反応します。また生理予定日(4週)から検査できるものもありますが、こちらはhCGが、25mIU/mlで反応するようにできています。
2週 | 0、2mIU/ml |
3週 | 20~50mIU/ml |
4週 | 200mIU/ml |
5週 | 1000mIU/ml |
6週 | 1000~6400mIU/ml |
7週 | 4000~12800mIU/ml |
8週 | 4000~256000mIU/ml |
9週 | 8000~256000mIU/ml |
上の表は「hCG」分泌の大まかな目安ですが、4週=(200mIU/ml)とあるものは、「4週の最初ではなく終わり頃」と考えるとよいでしょう。現在市販されている妊娠検査薬と医療機関で使用する妊娠検査薬とは基本的に同じですが、病院の場合は採血で「hCG」を検査をする場合もあるようです。(このほうが正確です)