高齢だったので、無事に生まれてくれるよう、願いながら、日々、過ごしていました。
前日の病院での妊婦健診では、前駆陣痛があるものの子宮口が、まだ、1cmなので、 予定日を過ぎるかもと、先生に言われていたので、お腹の赤ちゃんに、 「パパが居る時に、生まれてきてね」と、話しかけていました。
妊婦健診から帰宅後、夕食をとって、早めに休みました。 早朝(朝4時頃)陣痛の間隔が、10分程になり、隣で休んでいた主人を起こしました。 病院に連絡して、タクシーで、向かいました。
病院に到着後、診察したら、子宮口が7cmなので、今日中に生まれそうだと、先生に言われて、 いよいよ会えると思いました。
強い陣痛が来るものの、なかなか子宮口が開かず、 助産師さんは、足浴で、足ツボのマッサージをしてくれたり、 アロマをたいて、リラックスさせてくれました。 まだ、かかりそうという事で、入浴もしました。
翌日になっても、子宮口が全開にならず、陣痛促進剤の投与をする事になり、その準備中に破水。 それからは、一気に、お産が進み、数回のいきみで、息子が、誕生しました。
お産の途中で、担当医師に、「ホラ、頭が見えてきたよ。もうすぐ、会えるよ」と、私の手を誘導して、息子の頭に触らせてくれた時、力が込み上げてきて、いきみも、頑張れました。 今でも、その時の息子の頭の感触は、覚えています。
産声を聞いた時、良かったと安心しました。
退院後、主人と二人での育児でしたが、最初の1か月は、昼夜問わずの授乳、オムツ替え、抱っこで、ほとんど眠れず、息子中心の生活になっています。半年過ぎると、だいぶ、寝てくれるようになり、少しは、楽になってきた部分もあります。
赤ちゃんは、良く寝るものだと思っていましたが、実際は、良く泣くし、結構、起きている時間が長いと思いました。(個人差があると思いますが)
生まれてきてくれるのは、奇跡です。 縁があって、生まれてくれる命です。
出産は、不安がついてきますが、陣痛で、お母さんが、 苦しい分、赤ちゃんも、苦しいのを、耐えて張っているそうです。 私も、赤ちゃんに、一緒に頑張ろうねと心で、伝えながら、出産を迎えました。
私は、43歳での自然妊娠、初産でした。 妊娠する前から、出産まで、体調を整える為に、葉酸サプリを摂取しました。 妊娠中に、逆子になり、逆子は、お灸で直しました。
高齢出産を控えている人の情報に役立てばと思い、掲載しました。