子どもの夜泣きのピークは9,10ヶ月と言います。しかし夜泣きが全然直らない子どももいますし、2才ぐらいに突然起こりだすこともあります。
昼間に普段と違った事(過度の興奮や緊張)があった時やいつもと違う場所で寝ている時などに起きやすいことはわかっています。
しかし何の理由もなく毎日何度も泣く子も結構いるのです。残念ながら夜泣きの本当の理由は今の医学ではわかっていません。
一番効果がある方法には「とにかく安心をさせる」ということです。
その子なりに有効な方法がある場合があります。例えば放送が終わったテレビのザーという砂嵐のような音や、ある特定のCDを聞くと落ち着くといった子もいるのです。
夜泣きには幼児期にありがちな睡眠障害もあります。夢遊症(むゆうしょう)は突然起きだしてそこらじゅうを歩き回り、夜驚症(やきょうしょう)は突然狂ったように泣きわめいたりします。
どちらも本当は寝ぼけていて30分くらいたてば何事もなかったかのようにまた眠ります。成長の上でも何も問題なく大人になるにつれなくなります。