出産後の女性はホルモンのバランスが悪く睡眠不足や疲労感、その上慣れない育児でとても気持ちが不安定になります。
マタニティブルーとは出産後の軽症うつのことです。出産前と出産後のギャップの差、これからの膨大な育児の量、周囲からのプレッシャーなどのマイナス思考が原因です。
マタニティブルーのタイプは様々ですが訳もなく涙が出たり、イライラしたり心配症になったりします。感情的になり赤ちゃんに虐待してしまう場合だってあります。
マタニティブルーは時期的なものなので短期間でなくなりますが深刻になるとうつ病になる可能性もあります。
マタニティブルーは子どもの少数化と共に増えています。昔は大家族の家庭が多く近所付き合いも盛んでしたからママをサポートしてくれる人がたくさんいたのです。
ところが今はママと子どもの二人っきりで、協力してくれる人や相談相手があまりいなくなってしまったという訳です。
年配の人や知識がないパパはマタニティブルーを知りません。周りにそういう人がいたらまずは理解してもらいましょう。
そしてあなたが時期的に疲れてるとSOSを出すのです。その上で育児の負担を減らすように協力してもらうんです。1人で頑張ろうとは絶対にしない事です。(育児に疲れたら参照)