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排卵誘発剤とは、卵巣を刺激して排卵を起こさせる薬です。経口薬(飲み薬)と注射薬の2種類があり、経口の薬でも効果が見られないときに、より強力な注射薬に移行するのが一般的な流れです。
経口製の排卵誘発剤の総合的な名前をクロミフェンといい、最も使用されているのがクロミッドという商品名の薬です。排卵誘発剤はその他にも、セロフェン、オリフェン、フェミロンなどがありますが、これらはどれも同様の効果を持ち、商品名によって薬の効果に違いがあるわけではありません。
一般的にクロミフェンの排卵誘発率は70~80%程度となり、妊娠率は20~30%と言われています。クロミフェンの副作用は、「子宮内膜が薄くなる」「頸管粘液が減少する」という2つが代表的です。これらの副作用は妊娠するための邪魔をしてしまうので、排卵誘発率の服用中は慎重に「これらの副作用がないか?」を見ていくことが必要です。
またクロミフェン以外の経口製排卵誘発剤に、「シクロフェニル(商品名:セキソビット)」と呼ばれる薬もあります。この薬は排卵誘発率はクロミッドよりも悪く50%程度ですが、よりマイルドな薬で、副作用の心配がほとんどありません。
排卵誘発剤の注射剤では、FSHに作用するhMGと、LHに作用するhCGがあります。この2つの強力な注射薬を組み合わせて使う治療法を「HMG-HCG療法」(ゴナドトロピン療法)といい、重度(クロミフェン無効例)な排卵障害に効果的になります。
HMG-HCG療法の排卵率は60%程度となります。ただこの数字はクロミッドが無効な、重度な排卵障害の人を対象にした数字であり、妊娠率は40%程度との報告があるようです。
HMG-HCG療法での最大の副作用は、OHSS(卵巣過剰刺激症候群)になりますが、詳しくはリンク先を参考にしてください。
排卵誘発剤での「双子などの多胎妊娠」の確率は、
飲み薬による排卵誘発剤時で5%以下。注射による排卵誘発時では、20%程度と考えられています。(参考までに自然妊娠では1%程度。)
卵巣 排卵 FSH hMG LH hCG クロミフェン クロミッド フェミロン セロフェン オリフェン スパクロミン セキソビット シクロフェニル 子宮内膜 頸管粘液 HMG-HCG療法排卵障害 OHSS 多胎妊娠黄体 排卵 LHサージ 性腺刺激ホルモン 卵胞刺激ホルモン 下垂体 タイミング法 卵胞 HCG
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