腹腔鏡とは、内視鏡をもちいて腹腔内部を検査したり手術したりする方法です。おなかの外(臍部周囲)に小指が入るほどの穴を開けて、そこから直径0.5~1センチほどの内視鏡を挿入して腹腔内を観察します。
超音波診断や子宮卵管造影でも判断が出来なかった卵管、卵巣の異常、癒着など、さまざまなことがわかります。また腹腔鏡の検査と同時に癒着剥離や卵巣嚢腫、子宮内膜症などの手術も実施できます。
不妊で悩む人のあいだでは「ラパロ」と呼んでいることも多いようです。
腹腔鏡検査 (laparoscope) 略→ラパロ
腹腔鏡下の手術(不妊治療ガイダンス第3版より引用)