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卵胞とは、卵子が入ってる袋のことです。卵巣内にはたくさんの卵胞が存在し、生理が始まる頃から卵胞刺激ホルモン(FSH)によって、その中の1つが成熟されます。これを主席卵胞といい、この主席卵胞が2センチ程度の大きさになると排卵が起こります。
排卵のタイミングはLH(黄体化ホルモン)が急激に分泌されることがきっかけとなります。これをLHサージと呼び、LHサージが起こってから24~36時間ほどで排卵します。
排卵後には抜け殻となった卵胞が黄体形成を始めます。そして黄体化した卵胞は、妊娠の継続に必要な、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌するようになるのです。
不妊治療の1つ「タイミング法」とは、この排卵する時期を医師が見極めていく治療法です。医師が卵胞の大きさを定期的にチェックをしていき、そして排卵が近づくと「夫婦生活を持ってください」と指導されるわけです。
*不妊治療ガイダンス第3版から引用
卵胞→follicle
卵子 卵巣 卵胞刺激ホルモン(FSH) 排卵 プロゲステロン 主席卵胞 黄体形成ホルモン LHサージ 黄体 タイミング指導