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胚とは、受精卵のことです。精子と卵子が1つになることを受精といい、受精した卵のことを胚(受精卵)と呼んでいます。受精が成立すると胚は2分割、4分割、8分割と分裂を始めます。体外受精では培養器内で精子と卵子を受精させ、状態のいい胚を子宮内に移植します(胚移植 ET)
胚とは、精子と卵子が結合して産み出された「発生初期の個体」をいいます。胚という言葉は、一般不妊治療で使われることは少なく、ARTと呼ばれる「体外受精-胚移植(IVF-ET)」でよく聞く言葉でしょう。
体外受精では、媒精(体外で卵子に精子を降りかける技術)後、10時間ほど経つと「前核期胚」と呼ばれるようになります。そして2日目には4細胞期胚、3日目には8細胞期胚、4日目には桑実期胚、5日目には胚盤胞と呼ばれる状態になります。
体外受精-胚移植(IVF-ET)では、4細胞期胚から胚盤胞と呼ばれる胚を1つ~3つを子宮内に戻す(ET)ことが一般的です。
胚→ embryo
*不妊治療ガイダンス第3版から改変引用
受精卵 精子 卵子 受精 体外受精 ET ART 媒精 桑実期胚胚盤胞