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インフォームドコンセント 医師との付き合い方

赤富士
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Informed consent

医師との付き合い方

不妊治療を受けていくには上手な医師との付き合い方が必要になります。インフォームドコンセントとは、医師による一方的な治療ではなく「説明の上の同意による治療」という意味で使われます。

医師の説明義務

医師は治療をしていく上で、患者さんに説明の義務があります。これから行われる治療による期待できる効果や、失敗の確率などを明確に説明すべきなのです。

しかしこれには患者さんの数(与えられる可能な時間)や、患者さんの知識のレベルの違いも関係があり、とても1人1人に説明できないのも現状でしょう。

言葉足らずの先生の場合は、インフォームドコンセントは難しいかもしれません。多くの患者さんにとって医師は絶対的な存在であり、治療法に口を挟めない雰囲気があることも確かでしょう。

セカンドオピニオン

私たちとしては、医師に納得のいくまで質問することが望ましいですが、「質問する」というのも実際はかなりの知識が必要になります。

もし勇気を持って質問したことに納得のいく答えが得られないとき、また診察態度や治療法に疑問を感じるとき・・そんなときはセカンドオピニオン(違う医師の診察)を受けることも必要です。

自分に合った医師というのは人それぞれで、今必要なことは「治療法を変えること」かもしれないし、よく話を聞いてもらう「精神的なカウンセリング」かもしれません。

1番危険なことは不妊治療にストレスを感じながらも、ただ惰性的に治療を続けていくことです。このような多くの場合は医師との信頼関係も欠けることが多く、治療に発展性もありません。インフォームドコンセントとは程遠い経過をたどってしまっているのです。

医療には理論と実証が必要

不妊治療では原因不明不妊を除き、1人1人に対して理論的に実証された治療が行われるべきです。

誰に対しても同じように排卵誘発剤を処方して、一定期間がくればステップアップを勧めるという「同一治療法」は疑問があります。

また治療の中心はあくまで私たちであり、治療法の選択や治療の速度は個人の自由にゆだねられているのです。

そしてもう1つ注意することは、通院期間に伴い「妊娠できない原因」を絶えず探していかねばならないと言うことです。

そのためには不妊原因と考えられる検査をステップごとに受ける必要があり、それに基づいた治療を行っていくことが望ましいでしょう。

不妊治療では、科学的根拠を欠く治療を漠然と続けるべきではないのです。インフォームドコンセントをもとに医師との信頼関係を築き、確率論に従った治療を続けていく心構えが必要なのです。

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