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ラマーズ法

基礎になる呼吸

ラマーズ法

ゆっくりと吐く呼吸法です。胸式で3~4秒かけて息を吐くことだけに集中します。息を吸おうとしなくても吐ききってしまえば、自然に吸うようになります。息を吸うことを意識すると過呼吸になることがあるから注意します。分娩第1期は基礎になる呼吸で終わる人もいます。

ヒー、フー式呼吸

ラマーズ法

痛みが少し強くなって子宮口が3cm~5cm開いてから使います。「ヒー」は短めに「フー」は長めに息を吐きます。「基礎になる呼吸」で陣痛を乗り切れなくなったときの呼吸法で、「フー」を長めに伸ばし深く息を吐ききるようにします。

ヒッ、ヒッ、フー式呼吸

ラマーズ法

2回の「ヒッ」の後に長めに「フー」と息を吐きます。陣痛が来たらその波に乗ってリズミカルに呼吸法を行います。呼吸時に全身に力が入ったりリズムが崩れたら、サポートする人がリズムを戻してあげます。また弛緩法を取り入れ全身をリラックスさせるようにします。多少の「いきみたい」は「ヒッ、ヒッ、フー式呼吸」で逃すことができます。

フー、ウン式呼吸

ラマーズ法

いきみを逃すための「ウン」

いきみたくなってから開始する呼吸法です。おへその辺りの筋肉をゆるめるようにして、前に向かって「ウン」と声を出しながらいきみを逃します。

こころもち顎を上に突き上げるようにして口を少し開け、「フー」と大きく息を吐き「ウン」と短く鼻から息を抜く感じでいきみを逃します。子宮口が全開大となって排臨近くになるまで行う呼吸法です。

肛門の方にいきむ「ウン」

肛門のほうに強くいきみたくなって児頭が見え出してから行う呼吸法です。「ウン」といきむのは、大きく息を吐いてからほんの1~2秒でそれ以上の腹圧にならないように注意します。

発露で児頭が外陰より4分の1か3分の1ぐらい出るまで行います。洋式便所で大便をする感じで、肛門だけに力が入っているが、手や足などはリラックスした状態です。陣痛過強気味の場合は「フー、フー式呼吸」に切り替えます。

フー、フー式呼吸

ラマーズ法

発露してからの呼吸法で、深くゆっくり全身の筋肉のちからを抜ききるように息を吐きます。「基礎の呼吸法」と似ていますが、「フー、フー式呼吸」はもっと深くゆっくりと力を抜きながら息を吐くことがコツです。

参考文献

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