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体外受精体験談 みいさん

こうのとり
妊娠できたよ!
妊娠できたよ!

年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...

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  • 名前みい
  • ねんれい39
  • 不妊期間2年半
  • 費用約40万

体外受精までの過程

自己流でタイミング法を実施。まったく妊娠気配ゼロ。

40歳を目前にして焦り始め、本格的に検査。 2つの病院へ行き、2つ目は不妊治療専門病院としてかなり有名な所なので、施設も先生もスタッフも充実。

患者数も膨大なので待ち時間が長いのと、対応がシステマチックなので割り切って治療出来ないと精神的にきついかも。

◆原因:
私のAMH値(卵巣年齢)が低い、主人の射精障害(精液の量、数、運動率全て平均以下)

◆体外に至るまでの治療:
いきなり体外受精を薦められたが、不妊治療を始めたばかりで抵抗があったのでまずはAIHを2回

◆IVFに踏み切ったきっかけ:
AIHを2回したものの案の定、妊娠せず。逆にIVFの方が可能性が高いと言われて。

主人は精子の悪さにかなり落ち込んでいましたが、治療自体は協力を惜しみませんでした。IVFは高額なので悩みましたが、お金は気にしないでいいよと言ってくれたのも、踏み切るきっかけです。

体外受精のスケジュールと卵巣刺激法

自然周期法というのを推奨している病院です。採卵までの準備期間は以下のとおり。

・生理3日目に来院して内診、採血⇒内服薬セロフェン1錠/日・5日分を処方

・4日目と6日目に来院⇒それぞれフォリスチム225単位を注射
(お尻にしましたが薬を入れる時が痛いですね~)

・9日目に採血と内診⇒排卵していないかと採卵日の決定

ちなみに採卵までの注射や採血はIVFと別料金、プラス4万ぐらい。

卵は4個確認できたので12日目の朝に採卵となる。

採卵、受精の様子

◆採卵前準備
・採卵日二日前に点鼻薬ブセレキュアを時間厳守で最終投与。
(22:00、22:30)

・前日夜10時以降から禁飲食、当日朝は水もダメ。
8:30に時間厳守で来院するよう指示あり。
化粧、マニキュア、貴金属も禁止。

◆採卵日当日
日焼け止め乳液だけ塗ってすっぴんのまま来院。
ちょっと緊張したが、処置室に入るまでは控室で術着に着替えてリクライニングチェアでリラックス。

看護師さんに呼ばれて処置室へ。
手を消毒して診察台に座って、先生が来るまで足を広げて待機。
その間看護師さんが「もう少し待ってくださいね。寒くないですか?」など優しく声がけしてくれた。

◆採卵実施
3分ほど?待機で先生が来て超音波の画像を見ながら、 「今から器具を入れるよ~」「次に針入れるよ~」「今、右をやってます」「次は左です」「もうすぐだから我慢してね~」など声がけしてくれたけど、麻酔なしでやったせいか今まで経験した検査で一番しんどかった……。

◆処置後
採卵時間そのものは5分未満かな?
ナプキンを受け取り控室に戻るとペットボトルの水が用意されていて嬉しかった。着替えて30分程度休んで、診察室へ移動。

◆結果
5個採卵されたとのこと。受精確認は翌日、電話をかけて聞くシステム。精子状態が悪いので顕微授精になった。

胚移植は二日後と決定。

胚移植、妊娠判定のこと

◆受精卵
私は仕事だったので主人に確認してもらったことろ、5個中4個が成熟卵子、それぞれ顕微授精して1個が受精確認。 余剰胚なし。

◆受精卵
貴重な1個は先生曰く「完璧!」な4分割に。5個あっても1個は未熟、3個は受精にいたらずで原因を尋ねたところ「今回は精子がよくなかったかな、今回はね」との回答。

◆胚移植
移植が終わるまで、お小水は起床時からがまん。

採卵時はカーテンで仕切られた控室だったが、今回は個室の控室。
下半身だけ脱いで術着を着て、移植の前に注射を2本。
(名前忘れました)

しばらくして処置室に呼ばれ、採卵時と同様に足を広げて先生待ち。看護師さんに移植後の日常生活について色々と質問。

過度な運動をしなければ通常の生活で問題なし、かえって気にするとストレスになるからいつもどおりでね、と。

移植は特別な器具を使うのか、先生の他にもう一人男性の助手?みたいな方が手伝って「せーの」と言いながら処置。時間はすぐで痛みもほとんどなし。AIHレベル。

◆診察と薬
全て順調に終わり、妊娠判定日を決める。2週間後。
それまで内服薬ルトラール2錠/日・14日分処方される。

妊娠判定は来院して尿検査。
明日、判定日です!!

体外受精の感想と今後の人へのアドバイス

人の手を借りての妊娠とは、ここまで手間とお金をかける必要があるんだなあ、と改めて自然妊娠する事の素晴らしさを実感。

まさか自分がIVFするとは夢にも思わなかった。

男性不妊がわかって原因は自分じゃないんだ!とちょっぴり優越感だったのですが(ひどい嫁ですね^^;)、私自身にも要因があるとわかり、そんな自分を猛省。治療に対して以前よりも夫婦の結束感は増しました。

主人も無精子ではないので、一匹でも元気なのがいればIVFは必ずできると先生に言われ、卵子の質も確認できるし、よし!と踏み切りました。

IVFしようか悩んでいる方、男性不妊が主な原因でかつ奥さんが比較的健康であれば(卵管造影など一通りの検査が正常なら)、チャレンジをお奨めします。お金が何とかなるのであればなおさらです。

卵子の質を確認する方法もIVFしかないそうなので、自分の卵ちゃんのレベルもわかります。

あの採卵を何回もやるのは勘弁なので、この一回で妊娠することを強く祈っています!

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