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私は二人目不妊でした。そして不妊治療期間は5年でした。一人目は結婚後すぐ自然妊娠したので二人目も簡単に妊娠するものと思っていましたが、全く妊娠兆候がなく・・・。
とりあえず近くの産婦人科で色々検査してもらいましたが特に異常な所は見当たらず1年間タイミング指導受けました。夫の方も問題ありませんでした。それでも妊娠しないので別の病院に転院し潜在性高プロラクチン血症が判明しました。
週1回のカバサール内服開始と同時に内服や注射での卵巣刺激をしながらタイミング指導を7周期受けてもダメ。その後AIH9回受けましたが妊娠に至らず・・・。もう先が真っ暗になりしばらく治療を休んでいました。
第1子は10歳になり、これから出産しても随分年齢が離れてしまうし諦めようかとも思いましたがやっぱり諦めきれず、最後にIVFをしてダメだったら諦めようと決心し妊娠率が高いと評判のIVF専門クリニックに転院しました。
体外受精準備周期として1クール設けられていました。準備周期には生理2日目に採血・尿・超音波・心電図をとり、5日目からセロフェン内服(5日間)で卵胞刺激をしました。
11日目に採血・超音波・胚移植トライアル(実際にカテーテルを挿入して子宮のクセをチェックする)、18日目に排卵の確認をしました。その間にコーディネートといった体外受精の詳しい説明を受けました。合計4回の通院でした。
本番周期は生理2日目から通院開始となり、同時にクロミッド50を11日間内服しました。その後5・6・9.11・12日目に受診しほぼ毎回採血・超音波を受けました。5・6・9日目はフォルスチム150を、11・12日目はHMG150を筋注しました。
12日目に右に20・19・18㎜、左に19㎜の卵胞が計4つありました。12日目の22時にHCG10000単位筋注し、14日目に採卵決定しました。採卵まで6回通院しました。
採卵前日から感染予防のためエリカナール250を朝昼夕3日間内服しました。採卵前日21時以降は禁食、当日0時以降は禁飲食でした。採卵当日は8時半に病院へ入り、個室に案内されました。
ブラジャー、ピアスをはずし術衣を着て、髪の毛を2つに結い、トイレを済ませ、手術室へ入りました。 初めての採卵だったのでルート確保目的で点滴を右手に、左手に血圧計を付けられました。
私の順番になり、子宮に局所麻酔をしました。はっきり言ってめちゃくちゃ痛かったです(涙)。私の病院は局所麻酔なので意識ははっきりしています。採卵の針を刺すのはあまり痛くなかったんですが、動かす度に膣にあたる器具(超音波か器具か?)の痛みがあり、涙がでました。
次は絶対全身麻酔でお願いしたいと思いました。私の場合出血が多かったようでガーゼ2枚入れたそうです。採卵では4つの卵が採取できました。採卵後、すぐに起きて車椅子で部屋へ戻りました。採卵自体は15分程度だったと思います。その後、夫は採精室へ案内されました。
12時半までベットで休み、その後退院診察で止血の確認をして帰宅しました。結局受精したのは2つで、3日目の時点で8細胞期がひとつ(これを移植しました)、4細胞期がひとつでした。4細胞期のほうは5日目まで培養し、胞胚で凍結してあります。
採卵から3日後に8細胞期・グレード(中)を1個胚移植しました。移植前に、着床しやすくする為にプロゲホルモン25を筋注しました。そして採卵と同じ手術室の手術台の上に寝ました。先生が超音波を見ながら管を入れました。
移植場所が決まってから胚培養士さんが受精卵を用意しに行っていたようで2?3分位そのまま待っていました。受精卵の入った管を子宮に入れていき、超音波で確認しながら「あとプラス1センチ、プラス0.5・・」と先生の指示のもと培養士さんが管を入れていました。
移植後は20分程そのままの体勢で休み、その後帰宅となりました。移植の時間は10分程度だったと思います。移植はAIHのようなもので痛みはさほどありませんでした。
看護師さんには、以下の事を注意するように言われました。自転車には乗らないように。乗ったからといって妊娠しないわけではないけど念のために。
あと、移植後の3日間で決まるから3日間はできるだけ安静にするといいわよと。移植翌朝からプラノバールの内服を妊娠判定前日まで毎日内服、移植4日目にプロゲデポー125筋注しました。
移植3?4日目に時々子宮がキューっと痛みました。今思えばこれが着床痛だったのかなぁと思います。着床出血はありませんでした。そして移植7日目から生理前のような下腹部痛がありました。
またダメかなぁと不安の日々でしたが採卵から2週間後妊娠陽性反応(尿検査と採血)がありました。思わず嬉しくて泣いてしまいました。
皆さんもそうだと思いますが、まさか自分が体外受精するなんて思っていませんでした。私は3つ目の病院でやっと良い病院に出会え、おかげで運良く初めての体外受精で妊娠することができました。
片道1時間かけて通うのはとても大変でしたが、先生をはじめ看護師さん、培養士さんはよく説明してくださりとても信頼して治療を受けることができました。
2つ目の病院の先生は機械的であまり話も聞いてくれなかったし、AIHするにもたった1度の超音波でしか診てくれませんでした。もっと確認してほしいとお願いしたら「診る必要が無いから診ないんです。予測はつきますから」と言われました。
また、採血は初めて受診した時のたった1度しかしてくれませんでした。そこで3年も治療していたと思うと時間がもったいなかったな?と後悔してます。その病院で体外受精したとしても多分妊娠できなかったと思います。
病院も医者も色々だからきちんと診てくれる信頼できる病院で治療を受けることをオススメします。
体外受精の治療はすべて自費だし、毎回の採血(ホルモン値)や超音波、注射だけでも万単位でお金はかかるし、近くに良い病院が無かったら通院も大変だし、治療を続ける事は並大抵の気持ちではできないと思いますが、自分が納得するまで諦めず治療していけば必ず赤ちゃんを手にできると信じています。
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