年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...
私の場合は…採卵(2~9個)126000円、培養(1~9個)31500円、レーザーアシステッドハッチング21000円、顕微受精52500円、受精卵凍結52500円でした。さらに採卵前にクロミッドを10日服用、HMGフジ150単位を5回接種しました。そして採卵後はプレマリンとデュファストンを2週間服用しました。なので採卵や移植の他にも受診の度に3000~10000円くらい出費があったように思います。
今、不妊治療歴3年です。私は以前から生理周期が45日ほどあり(時には90日ほどになることも)、基礎体温もグチャグチャだったので、結婚してすぐクリニックに通いました。
クリニックでは漢方とクロミッドと内診でタイミングを図りました。検査は血液検査(ホルモン検査)をたまにするくらいでした。約1年4ヶ月(12周期)通い、基礎体温が整ってきた気はしましたが結果がでず、産婦人科病院の不妊外来に転院しました。
不妊外来では1周期目に卵管造影をしました。治療を始めて1年超えているのに卵管造影をしてなくて、不妊外来の先生はびっくりしてました。クリニックでは検査が出来ないところもあるようです。
不妊外来に転院して約1年はタイミング法をしてました。随時フーナーテストをしました。10周期中3周期は卵巣をお休みさせました(プレマリン、デュファストン使用)。卵胞を育てるため、クロミッドとHMGフジ150単位使用。排卵促すため、フォリスチムを使った周期とスプレキュア点鼻を使った周期があります。
行なった検査は全て異常無しでしたが結果が出ず、AIHにステップアップしました。AIHの話が先生から出てから2ヶ月後くらいにステップアップに踏切りました。旦那様は『人工』の響きに抵抗があったようですが、病院で聞いた説明を伝えたり、私が読んでいた不妊治療の本やネットでの情報を見てもらったりして、納得してもらいました。
約7ヶ月の間に5回のAIH、2周期はお休みしています。それでも結果が出ず…。
私が通っている病院ではAIHの回数は5回までという目安があり、先生より体外受精の話がありました。先生の説明は旦那様も一緒に聞きました。旦那様は『私がやりたいのならいいよ』と言ってくれました。
私達にとって体外受精は妊娠を目指す一方で、不妊原因を探るものでもありました。ずっと続けてきた病院(治療)を一度お休みしてストレス発散することも考えましたが、お休みすること自体が私にとってストレスになりそうだったため、体外受精に踏み切りました。
周期2日目:血液検査、
周期3~12日目:クロミッド服用、
周期8・10・11・12日目:HMGフジ150単位筋注
周期13日目(日中):HMGフジ150単位筋注・セトロタイド皮下注、
周期13日目(22時):来院にてHCG5000筋注、
周期15~29日目:プレマリン・デュファストン服用、
周期15日目:IVF、
周期16日目:電話にて受精確認、
周期17日目:来院にて受精確認、
周期18日目:移植、
周期22日目:血液検査、
周期29日目:血液検査にて妊娠判定、
周期39日目:胎嚢確認
周期8日目7~9.5mm、
周期10日目12.4mm、
周期13日目18mm
体外受精をする周期には、周期の始め頃から注射や服薬で卵胞を育てていきます。最終的に採卵の日が決まったらその2日前の22時頃病院に行ってHCGを接種します。これで採卵前の注射は終わりです。
採卵前日は夕飯以降絶飲食です。採卵当日は7時30分までに病院に行きます。麻酔するため、自分の車では来ないよう言われます。私は旦那様に送ってもらいました。また、コンタクト、化粧は控えるように言われます。
旦那様が付き添う場合は採卵確認後採精するようですが、私の場合は旦那様が付き添えなかったため、自宅採精して私が持っていきました。精子は病院についたらすぐに看護師さんに渡します。
その後は病衣に着替え、点滴をしながらベッドで休んで待ちます。妊婦さんとは別の部屋です。順番がきたらトイレで用を済ませ下着を取って処置室に入ります。替えのショーツとナプキンを持っておくように言われるので、病衣のポケットに入れておきます。
貴重品は看護師さんに預けます。処置台に上がってからすぐに麻酔薬を入れられるので、処置中のことは分かりません。目が覚めたのが11時くらいでした。フラフラしなければ、支払いをして帰ります。私は特に痛みも感じず、フラフラもなかったです。念のため採卵日はお仕事お休みしました。
翌日、電話にて受精確認します。翌々日に来院にて説明を聞きます。今回は6個採卵して2個を顕微受精、4個を精子ふりかけしたそうです。顕微受精の2個は受精しましたが、他の4個は受精せず…受精障害が私達の不妊原因だったことがわかり、すっきりしました。
ただ、受精しなかった4個はその後レスキュー(受精しなかった卵に対し、緊急で顕微受精を行うこと)にて2個は受精しました。顕微受精の受精卵はG1、レスキューの受精卵はG3になりました。今回はG1とG3の受精卵を1個ずつ移植し、残り2個を凍結しました。
私は採卵3日目に移植をしました。当日は13時に病院へ行きました。コンタクトも化粧も飲食も制限ありません。処置室に入ると名前の確認があり、画面には受精卵が写されていました。
先生がOKを出すと受精卵がチューブに吸い込まれました。画面は超音波画像に変わり、子宮の奥の方に受精卵の入った液が入れられるのが見えました。白く光ってました。
その後、チューブの中に受精卵が逆流してないか丁寧に調べられ、処置は終了しました。AIHと同じ感じで軽い下腹部痛がありました。移植後はベッドまでストレッチャーで運ばれました。ベッドに戻ってしばらくしたときに先生が『お疲れ様』と受精卵の写真をくださいました。
その写真を見てとても愛しく思いました。移植後1時間は病院のベッドで安静でしたが、私は熟睡してしまい2時間ほど寝てました。
起きたら先生とお話でした。日常生活程度は活動して良いとのことでしたが、念のため移植後4日目までは自宅で安静にしてました(その頃には着床してるだろうと考えました)。
私が移植したのは三連休の初日でしたので、年休を2日もらいました。周期22日目血液検査でホルモン値をみました。
周期29日目(移植後11日目)に妊娠判定でした。旦那様も一緒に受診しました。血液検査での判定だったため、採血して結果が出るまで2時間くらいかかりました。結果はHCG108で陽性でした。私はその場で泣きそうになりました。旦那様もとても喜んでました。
周期32日目出血あり、すぐに受診。切迫流産と診断されました。1週間お仕事休んで安静にしてました。入院か自宅安静か選べたので、私は自宅安静にしました。
そして今日、周期39日目で受診。6.5mmの胎嚢確認出来ました。もうしばらく安静に過ごすように先生から言われています。体外受精の場合は流産率が高いので、児心音が確認出来るまでは安心出来ないし、その後も用心が必要だそうです。
よく言われるように体外受精は身体的・心理的・経済的負担が非常に大きい治療です。でも、私は前に進まないことのストレスを感じそうだったのでステップアップに踏み切りました。
それが出来たのは旦那様始め家族の皆、職場の皆さん、病院の先生、他にも支えてくれた人がいたからだと思います。不妊治療は『出口の見えないトンネル』だと言われます。その通りで、結果が出ないととてもストレスの高い治療だと思います。
今、治療をお休みすることで心が安定する方もいると思います。自分がどうしたら自分をいたわれるか…精一杯頑張っている自分をいじめないで追い詰めないで、自分が思うように治療を選択していくのが大切だと思います。お休みすることも一つの選択肢ということを忘れないで下さい。
顕微受精して今回移植したG1の受精卵の写真です。移植日のものです。
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