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体外受精体験談 ちいさん

こうのとり
妊娠できたよ!
妊娠できたよ!

年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...

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  • 名前ちい
  • ねんれい29
  • 不妊期間2年
  • 費用30万

体外受精までの過程

(不妊原因)
一通り検査をしましたが、特に不妊原因はなし。 旦那の運動率に若干バラつきがあったが大丈夫な範囲との事。

(今までの治療方法)
★約1年は自己タイミング
その後病院デビューし検査を一通り受ける
★半年間タイミング指導(セキソビット1周、クロミッド1周)
★AIH4回(クロミッド2周、連日HMG2周)
★IVF1回

通院はトータル1年。

(IVFに踏み切ったきっかけ)
原因がないのに妊娠しないことに単純に疑問を持っていたし、 何よりも早く結果を出したいと思ったので、ステップアップ も積極的に申し出てどんどん進んでいきました。

(旦那さんの反応)
実は初めは旦那さんはIVFには反対でした。
精神的、肉体的、経済的な負担の割には妊娠率が30% という現実。。 私はなるべく早く挑戦してみたかったのですが、旦那は あまりいい顔をしませんでした。

しかし、、AIH挑戦中に義母のガンの再発が発覚。
孫をきっと心待ちにしているであろう義母のためにも なるべく早く結果を出したい、ということでお互いの予定 を確認して、調整のしやすそうな7月にIVF挑戦を決定!

(IVFまでに悩んだこと)
きっとだれもが、まさか自分がIVFをするなんて・・ と思い悩むに違いありません。
勢いよく挑戦する、と意気込んでいた私でもいざ採卵前周期 には、本当によかったのだろうか。。 と悩んだりしました。

でも最終的には自分たちで決めたことだったし、 早くこの手で赤ちゃんを抱きたいという気持ちは 変わらなかったので、淡々と治療をこなすことを心がけよう と思いました。

体外受精のスケジュールと卵巣刺激法

(体外受精の準備)
先生とマンツーマンの体外受精説明会がありました。
私がお世話になった病院は年間でも200人ほどしかIVFを実施していなかったので、採卵前のお休み周期に先生がマンツーマンで丁寧に説明をしてください、自分が不安に思っていたことなど丁寧に答えてもらえました。

★誘発方法の相談
★採卵の痛みのこと
★麻酔の方法
★妊娠率 など、

自分なりに勉強して、疑問や質問を頭でまとめてから臨みました。 やはり説明会の前に事前に自分で勉強することも大事だと思います。

(病院の方針や治療方法)
私の通っていた病院では、IVF1回目は誰でもまずはロング法で 挑戦するとの事。 私はAIH周期で連日ゴナピュール150を注射していたのですが、 3週間毎日注射に通ってもできる卵胞は2個か3個。 それなのにクロミッドは1錠でも必ず2個育っていたので、 注射が効きにくい体質なのだと悩んでいました。 なので先生に『注射で卵胞が何個も育つ自信がありません。。 クロミッドを使った誘発はできませんか?』 と提案しました。

しかし先生は『AIHの時の連日注射とIVFの連日注射では単位や 種類も変えるしスプレキュアの効果でも違ってくるから 心配しないで、まずはロング法でいきましょう』といわれました。

それでもずっと注射では卵胞の反応が悪いと思っていたので、採卵までずっと不安でした。

(スケジュールとハプニング)

★採卵前周期(お休み周期)の高温期7日目からスプレキュアを1日3回。
→採卵の前々日まで
★3、4日目 ゴナピュール300単位
★5日目   体外受精術前血液検査
★5、6日  ゴナピュール150単位
★7~11日 HMGフジ150単位
★9日目   超音波検査で右4個左2個の卵胞確認
★12日目  HCG5000をPM9時半に注射
★14日目  採卵AM8時から

3日目からほぼ毎日注射に通いましたが、途中義母の体調急変、 お通夜、お葬式を挟み、片道3時間の道のりを行ったりきたりしたので、かなりしんどかったです。 義母にもすべてを話し、IVFを応援してくれていたので、 その悲しみは耐えがたいものでした。

途中どうしてもお葬式の日は通院できなくて、 1日だけ注射を持ち帰って実母(看護師)にお葬式に来た時 にトイレで注射してもらったりしました。

義母の不幸が急にあり、日程のことや精神的にも一時は採卵見送りの危機でした。 ただ旦那とせっかくここまでがんばったのだから、と話しあい 義父も快く応援してくれて、なんとか連日注射を欠かすことなく 終えることができました。 病院の先生や看護師さんも親身になってくれて、急な予定変更にも 応じてくださり本当に心強かったです。

ただ本来は超音波検査はもう少しこまめにやるものだと思いますが、バタバタしてしまい、9日目まで確認できずにいたので 本当に育っているのかかなり不安でした。

採卵、受精の様子

(採卵前数日)
とにかくバタバタしていたので、あまり採卵のことを考える時間がありませんでした。 私だけ治療のために早めに帰らせて頂いていたので、旦那は採卵日前日まで義実家にいました。 採卵前々日のHCG注射も夜に一人で病院まで行ったので少し寂しいな、と思いましたが、この状況で採卵までたどり着けたのは ありがたい!と毎日感謝して過ごしました。

(採卵当日)
旦那も会社を忌引き中だったので朝7時半に病院まで送ってくれました。

7時半→いつもの看護師さんに入院する部屋に誘導され、下着をとって手術着に着替えるように言われる。

痛み止めの座薬を入れられる(なんか恥ずかしかった・・)

採卵室に移動し足を固定され、血圧計を装着、点滴をされる。

7時50分→先生がくるといよいよ採卵開始

膣の消毒がごしごしされて痛い。。でもかなり念入りに消毒 しているのがわかる。

膣壁への局部麻酔はチクチクっとしました。でも全然大丈夫★

あとは導尿といって尿管に管を入れて尿を出されるのがなんとも 気持ち悪かったです。

看護師さんからここから全身麻酔を入れますね、と言われて さあいよいよ採卵だ!と緊張する。

だんだん頭がボーっとしてきて体が動きづらい感じがするけど 意識はあってモニターをしっかり見ることができました。

ひとつひとつ卵胞が吸い取られていくのが見えて、感動★

麻酔が効いているのか全く痛みはなかったので冷静に 今何個とれたな、など数える余裕もありました。

結局6個全部とれたようで、また消毒をしてストレッチャーに のせられ部屋に戻りました。 時計を見るとAM8時20分。 意外と早く終わるもんなんだと思いました。

部屋に戻ってからも特におなかが痛いとか気持ち悪いとかもなく、 なんだこんなもんか、と思ってしまいました。 振り返ると、私は膣の消毒のごしごしが一番苦手でした。 ただこれはAIHの時にするものをもう少し念入りにする感じなので AIH経験者であれば大丈夫だと思います★

AM11時頃旦那が精液を持って来院。

ただこの頃から麻酔の不快感が現れ、まるでひどい二日酔いのような頭の痛みと気持ち悪さに襲われました。

それからトイレに行きたいのにトイレに行くと尿が出にくい・・ この症状は夕方位まで続きましたが、 当日夜には麻酔も抜けてすっかり元気になりました。 出血も特にありませんでした。

(卵の個数、状態)
★6個卵胞が見えていて6個すべてを採卵
★次の日ふりかけで6個すべての受精を確認(焼肉でお祝い。笑)
★病院の方針ですべて胚盤胞までそだてることに。
★移植当日に5個が胚盤胞まで育ったことを確認
 (1つは桑実胚にて成長が止まる)

とにかく初めてでまず受精できるのかどうか?から始まり、 胚盤胞まで無事たどりつくのか?と 採卵後の方が毎日ドキドキで毎日合格発表を待つ気分でした。 採れた数が6個と決して多くなかったので、胚盤胞0で、 再度採卵。。も覚悟していました。 それなのに予想外のいい結果に、自分でも喜びよりなんだか 本当に私の卵?と戸惑ってしまいました。

胚移植、妊娠判定のこと

(移植の様子)
採卵から5日後。
授精卵の状態もいいということで、PM15時頃来院。
体験談でAIHの延長のようなもの、と見ていたのであまり緊張せずに軽い気持ちでいました。 尿を溜めてきてくださいと言われていましたが、うまく調整できず。。 採卵の時と同じ手術着に着替えて、採卵室へ移動。

ここではじめて培養室で受精卵を見せてもらいました。 頑張って受精、成長してくれた私たちの卵・・ なんだかすでに、泣きそうに(笑)

先生と相談して状態の一番良さそうな卵を1つ戻すことに なりました。

採卵室でまた足を固定されて、念入りに消毒。 このごしごしがまた移植であるとは、、油断していたので 不意打ちで辛かったです。 しかも尿の溜まりが悪かったらしくまたしても導尿して 生理食塩水を入れることに・・

採卵で一番嫌だった消毒と導尿を結局移植でもやりました。

後はとにかく尿意との戦いです(笑)
腹部エコーなので、ぐいぐいおなかを押さえられるので 辛いですが、卵が子宮に置かれる瞬間は感動します。 エコーでキラっと卵が置かれたのが見えますよ。

移植後は2時間安静にしてから普通に電車で帰りました。

うちの病院は移植は思った以上に大掛かりでした。 けしてAIHの延長という感じではなかったです。 でも移植自体は全然痛みはありません。

(移植後のホルモン補充)
病院の方針で移植当日とその3日後、またその3日後 の計3回HCG3000で着床を助けます。 補充はそれだけで、中間判定などもなく、 高温期が21日経てば来院する、というものでした。

HCGを打つとフライング検査ができないし、生理が遅れる ので少しもんもんとしましたが、逆にどうしようもないので 生理が来るか、来ないか?時間が経つのを待つだけでした。

いつもの生理がくる前と全く症状が同じだったので、 生理が来るものだと思っていましたが、先生に指定された 高温期20日目の前日になっても生理が来ず・・ 今まで真っ白の検査薬を何回も見てきたので勇気がでず なかなか検査ができませんでしたが、結果1週間後からの チェックワンでくっきり陽性でした!

この時は信じられなかったですが、旦那と抱き合って 喜びました。

病院には翌日の高温期20日目に受診。
結果6.2ミリの小さなタイノウを確認しました。

体外受精なのですぐに予定日も教えてもらえました。
また9Wまで流産防止のデュファストンを処方されています。

体外受精の感想と今後の人へのアドバイス

まさか自分が体外受精をするなんて・・ とだれもが思うと思います。

特に私たちのようにお互い原因不明だとなかなか踏み出せないかと思います。私は化学流産も経験しているので、卵子と精子は出会えているもんだ、と思っていました。

結果論ですが、私たち夫婦は体外受精の結果、 受精率100%で、ほとんど胚盤胞に育っていることから ピックアップ障害で卵子と精子が出会えていなかったのだろう、 ということがわかりました。

体外受精に挑戦しなかったらわからなかったことです。

確かに体外受精はそれまでの治療とはくらべものにならない ほどの経済的、肉体的負担があります。 でももし挑戦できる環境にあるのなら一度検査のつもりで 受けてみてほしいな、というのが私の考えです。

また体外受精は実施している病院によってかなり治療の方針が違います。 私は小さな病院だったので不安で転院も迷いましたが、 今までお世話になった、信頼できて安心できる先生のもとで お願いすることにしました。

大きな病院に比べて血液検査がなかったり、誘発方法が決まって いたり、不満に思うこともありましたが、最終的には 先生を信じてやってこれてよかったと思っています。 今はネットでいろんな情報があふれていますが、 あまり情報に翻弄されすぎず、主治医を信じてください。 また信じられる主治医のもとで体外受精を受けて欲しいと思います。

私は体外受精の採卵前の周期が一番精神的に不安定でした。 いざ体外に挑戦しようと決めたけれど、ほんとによかったのか? うまくいかなかったら立ち直れるだろうか? そんなことばかり思いました。

でも体外受精は必ず赤チャンへの近道になるのだと信じて頑張りました!

つたない文章ですが、私の体験談が体外受精に踏み出すことを躊躇している方の背中を少しでも押すことができたら、 と長文ですが投稿させていただきました。

みなさんにも一日も早く幸せが訪れますように。

これだけの情報を丁寧に書いていただきありがとうございます。とても時間がかかったことと思います。

妊娠できない原因を「ピックアップ障害かも?」と疑われている方は多いので、この体験談はその方たちの後押しをするかもしれません。

体外受精のサイクルと不幸が重なり複雑な気持ちもおありだったと思います。そんな期間を乗り越えての妊娠ということで目頭が熱くなる思いでした。

妊娠おめでとうございました。おなかの赤ちゃんの健やかな成長をこころからお祈りしています・・。

e-妊娠、管理人

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