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松本清一氏(日本家族計画協会会長/群馬大学・自治医科大学名誉教授)が、6184例の基礎体温を集めて7つタイプに分類したものです。
基礎体温はこの松本の分類によって、排卵性、無排卵性周期、黄体機能不全などの診断ができます。
Ⅰ~Ⅴは排卵性、Ⅵは黄体機能不全か無排卵性周期、Ⅶは無排卵性周期と分類されます。
またⅢ~Ⅴは排卵が認められても黄体機能不全が疑われ、妊娠することが難しいタイプと言えます。
画像:不妊ケアABCより引用
正常な基礎体温です。低温期と高温期がはっきり2相にわかれていて、高温期の日数(14日前後)も十分に確保されています。
高温期への移行が緩やかに上昇するタイプです。高温期への移行に4日以上かかるとき、あるいは高温期が10日未満のときに黄体機能不全が疑われます。
高温期の中ごろに体温が陥落するタイプです。黄体機能不全の可能性もありますが、異常がない人でも比較的起こることがあります。
高温期の中ごろから、体温が下がり始めてしまうタイプです。高温期を持続する力が足りなく黄体機能不全が疑われます。
高温期の前半部分で、体温が上がりきれないでいるタイプです。体温を上げる力が足りなく黄体機能不全が疑われます。
高温期が極端に短いタイプです。無排卵性周期の可能性が高く、排卵していたとしても黄体機能不全と診断されます。
典型的な1相性基礎体温です。無排卵性周期が確定していて、治療が必要になります。排卵がないので生理不順になりがちです。
松本の分類で黄体機能不全が疑われる場合、血中プロゲステロン(P4)や超音波検査で子宮内膜の厚さを調べていくことになります。
黄体機能不全の診断基準は以下の通りです。
*これより厳しく診断されることもあります。
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