年齢など絞り込みでるようになりました。苦しみを乗り越えた人たちの妊娠報告...
女性側、男性側とも一通りの検査を済ませ、お互い特に異常がないこと確認した後、お互いの年齢のこともあり(パートナーは43歳)、医師と相談の上、AIHをしてみようということになりました。
お互いバツイチで、パートナーの方が「早く子供が欲しい、どんな検査や治療でも協力する」と言ってくれたので、AIHにトライすることにしました。月経周期は30日くらいで、20代の頃よりも30代後半になった今の方が安定しています。
前の夫との結婚生活の中で一度も妊娠経験がなかったので「私は不妊症ではないか」と考えたり、パートナーの「子供が欲しい」という気持ちが強くそれに負けてしまいそうになった時期もありました。
まず、男性側の精子採取。その後洗浄をしたとのことですが、具体的な方法はわかりません。洗浄の所要時間は約1時間でした。
その後、女性側(私)が診察室に呼ばれて、いよいよ人工授精。まず超音波で卵胞の様子や子宮内膜の様子を確認した後「ヒスキャス」という柔らかいチューブ(子宮卵管造影の時にも使用)を挿入。痛みがないかどうか尋ねられた後「じゃ、始めます」で施術開始。所要時間は10分もなかったと思います。
その後筋肉注射(多分、ホルモンだと思う)をした後、「休養室」で10分ほど横になって休憩。パートナーも入れてもらえたので、なんとなく安心しました。AIHの当日は、シャワーのみでお湯に入らないようにとの指導がありました。
抗生物質を2日分とヒスロン錠(黄体ホルモンの薬)14日分処方されました。もし生理が来てしまった場合は、生理開始日から5日以内に受診するよう、医師から話がありました。
施術後の10分ほどの休憩の他は、特に安静の必要はありませんでした。AIH施術後、可能であれば夫婦生活してくださいと言われた(単に妊娠の確率を上げるということ以外に、夫婦のコミュニケーションとしても大切だという病院の方針らしい)ので、帰宅後、ちょいと頑張ってみました。
AIHの最中は、手を合わせて「赤ちゃんができますように」とお祈りしていました。
抗精子抗体の血液検査のために通院した時に、担当医師から人工授精について説明を受けました。
その後、血液検査の前に看護師さん(女性)から、資料を渡されてされに詳しい説明を受けました。これで人工授精に対する不安や疑問が解消された気がします。
このときはじめて知ったのですが、その病院でAIHに使用する柔らかいチューブは「保険適用外」のものだそうです。保険適用可能なチューブもあるそうですが、痛かったり傷を付けやすかったりということで、敢えて使っていないとのことでした。
疑問や不安な点があれば、病院で説明をしてもらうのが一番だと思います。
AIHそのものには特に抵抗はありませんでした。「ちょっと専門家(医師)の手を借りる」という感じです。
ただ、実際にAIHをするまでは自分でも気づかないうちに緊張をしていたらしく、所要時間がそれほど長い訳ではなかったのですが、終わった後はどっさり疲れが出ました。